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医療体制の脆弱性訴え 境界地域研究ネット

オンラインのJIBSNセミナーが開催。あいさつをする代表幹事の西大舛髙旬町長(左奥)=23日午後、竹富町役場仮庁舎

オンラインのJIBSNセミナーが開催。あいさつをする代表幹事の西大舛髙旬町長(左奥)=23日午後、竹富町役場仮庁舎

感染症テーマにオンラインセミナー

 日本の東西南北に位置する市町村や研究機関で構成する「境界地域研究ネットワークJAPAN(JIBSN、代表幹事・西大舛髙旬竹富町長)」の「境界地域と感染症」をテーマにしたオンラインセミナーが23日、開催され、医療提供体制の脆弱性を訴える声が相次いだ。

 日本最南端の有人島波照間を行政区に持つ竹富町、日本最西端の与那国町も加盟。西大舛町長、外間守吉与那国町長をはじめ北海道稚内市、東京都小笠原村、長崎県対馬市などから代表9人が参加した。

 西大舛町長は、9つの有人島からなる町の医療体制の脆弱性を改めて痛感したとして「町内には県立診療所4、町立診療所が2つあり、いずれも診療所でPCR検査はできない。菅総理には国境離島の医療を守ってほしい」と訴えた。

 外間町長も、八重山圏域で統一した搬送体制など感染症に関するマニュアルがないことを指摘。感染者が1人でも出ると、町診療所は逼迫し一般外来の対応が厳しくなる状況を説明した。

 これまでに竹富町18人、与那国町8人のコロナ陽性者が出ている。

 東京都心から約1000㌔離れた小笠原諸島は、来訪者に出航日の前々日から東京竹芝客船ターミナルで無料のPCR検査を実施しているが、陰性で島に渡ってコロナを発症した人や偽陰性の来島者も。渋谷正昭副村長は「PCR検査は完ぺきではない。帰省者や観光で来島した方は、自身で感染防止対策を講じ、健康管理にも注意してほしい」と呼び掛けた。

  • タグ: 境界地域脆弱性
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