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GoTo停止で経済界悲鳴 市・関係団体意見交換

石垣市が経済団体や関連事業者ら15人と意見交換を行った=13日午後、石垣市立図書館

石垣市が経済団体や関連事業者ら15人と意見交換を行った=13日午後、石垣市立図書館

離島航路減便 ホテル、直行便2割以下 修学旅行キャンセル

 国のGoToトラベル停止後の観光業界の実態と、ウィズ・コロナ時代の指針を定めるため石垣市は13日午後、市立図書館で経済団体関係者らと意見交換を行った。GoTo停止の影響でホテル業界は稼働率2割以下で、1~2月の修学旅行が全てキャンセルになったホテルも。航空旅客も本土直行便搭乗率が20%以下となり、竹富町内観光施設の休業が相次いだことで離島への定期船も減便することが報告された。(8面に関連)

航空・定期船

 全日本空輸(ANA)の宮脇秀至石垣支店長は年末年始の航空旅客の現状を報告。前年比で国内線が50%以上減ったものの八重山は40%台とし「厳しいが、他に比べると人気のあるエリアと自信を持っていい」と話す。ただ、本土直行便の搭乗率は週末を除くと、20%以下になる厳しい現状を伝えた。

 八重山観光フェリーの担当者は「12日から各離島の観光施設が休業に入り、石垣に入る観光客が離島に渡れない状況」と説明。コスト削減のため15日から減便する考えを伝えた。安栄観光によると乗船者の7割は観光客。

ホテル・修学旅行

 宮平観光㈱の山川竜太宿泊予約課長は「(ホテル)稼働率が2割を切った。急な緊急事態宣言ですごい勢いでキャンセルが続き、解消は難しい」と話す。また、修学旅行も1月分はキャンセル、直近で2月下旬の予約があるという。

 石垣島ビーチホテルサンシャインの担当者は国の緊急事態宣言以降、宿泊キャンセルが相次ぎ「1~2月の修学旅行はオールキャンセル」と報告。予定校の多くが海外旅行からの方面変更組みだったようで、「来年も声掛けしてもらえるよう取り組む」と話した。

マリンレジャー業

 八重山ダイビング協会の安谷屋正和会長は「東京の緊急事態宣言で壊滅的だ。廃業する事業者も出るのでは」と危機感を強め、行政の支援を求める。

 グラスボートを運営する川平マリンサービスの松原一代代表取締役は「GoToで100を超えた予約もゼロになった。経営者も支援してほしい。長引くと石垣の観光業がつぶれる」と訴えた。

 国の雇用調整助成金が2月末までとなっていることから、市に支援を求める声も複数上がった。市の小切間元樹企画部長は「(市が)事業者一律に何百万円保証というのは無理。国・県にやってもらうのが現実的。国・県に引き続き求めていく」と述べた。

  • タグ: GoTo停止経済
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