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12~14万円下落 20年子牛平均価格

2020年の子牛セリは八重山、黒島ともコロナ禍の煽りを受け平均価格が12~14万円下落した=2020年1月13日、八重山家畜市場の初セリ

2020年の子牛セリは八重山、黒島ともコロナ禍の煽りを受け平均価格が12~14万円下落した=2020年1月13日、八重山家畜市場の初セリ

2020年月別平均価格の推移

八重山・黒島家畜市場

 JAおきなわが運営する八重山、黒島の両家畜市場で2020年中に取り引きされた子牛の平均価格はそれぞれ59万4157円、57万3856円となったことが速報の集計で分かった。平均価格は八重山で前年比12万4438円減、黒島で14万6247円減。両市場の売り上げ総額も前年比10億7948万円減の53億4391万円と大幅に下落した。新型コロナウイルスの影響で、店舗の臨時休業や外出自粛に伴う牛肉の需要減とともに低迷した。

 八重山家畜市場では8121頭が取り引きされ、売上総額48億2514万円。前年は8066頭、57億9618万円だった。取り引き頭数は前年比で55頭増加したが、平均価格の低下で売上総額が9億7104万円減額となった。

 月別平均価格は3月、新型コロナ感染拡大の影響で60万円台から50万円台に減少。国、県が緊急事態宣言を発令していた5月は40万円台にまで落ち込んだ。宣言期間が開けた6月以降、50万円台に値を戻し始め、11~12月には60万円台に回復した。

 奇数月にセリが行われる黒島では904頭が取り引きされ、売上総額5億1876万円。前年は871頭、売上総額6億2721万円だった。黒島市場でも頭数は増加したが、売上総額が1億845万円減となった。

 月別平均価格は八重山と同じく3月から低迷し、5月は49万円と年間最安値に。7月以降は回復傾向を示し、11月セリで60万円台に戻った。

 石垣島和牛改良組合の佐久川直組合長は「昨年12月は前年並みに回復したが、年間通してみたら厳しい1年だった」と振り返り、「ことしは枝肉初セリの値が高かったので、子牛も上がると期待している」と話す。ただ、依然としてコロナ禍で経済の浮き沈みが激しい状況。「肉が売れないと(子牛の)投資を心配するもの。肉と素牛価格は連動するので、コロナ次第だろう」と述べた。

 ことしの子牛セリは12日から始まる。(金額は税込み)

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