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下半身などに障がいのある石垣里八さん…

 下半身などに障がいのある石垣里八さん(71)が、障がい者の目線で1993年から2014年までの21年間発行した月刊「石垣ニューズレター」全181冊を市立図書館に寄贈した(昨年12月25日付8面)▼石垣さんは発刊の前年、電動車イスで移動していた際、小学生か中学生らしき子どもたちに嫌がらせを受けた。「子どもたちに障がい者の問題や福祉の大切さを考えてもらおう」「市の福祉問題や福祉教育の取り組みが遅れている」と一念発起、発行を開始した▼この間、「住みよい街づくりをめざす会」を結成し市幹部を巻き込んで街を点検。署名を集めるなどして条例の制定を働きかけた。1997年10月1日施行の「石垣市福祉のまちづくり条例」の立役者である▼あれから24年。「今も、でこぼこの歩道があったり、飲食店の入り口に段差があったりする。まだバリアフリー化ができていない」。石垣さんが指摘する▼条例は、不特定多数の利用する建築物を新築・増築・改築を計画する場合に条例で定める整備基準に適合させるよう事業者に努力義務を課し、基準を満たせば適合証を交付できるようになっている▼市担当課によると、これまで適合証を受けているのは公共4施設を含む15施設。まだまだ少ない。もっと条例を生かそう。(比嘉盛友)

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