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キロ単価413円減の2148円 新型コロナ禍で需要低迷

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JA石垣牛枝肉20年実績 肥育頭数100頭余減へ供給量減で単価増も

 JAおきなわ八重山地区畜産振興センターは5日、2020年内に取引された石垣牛枝肉セリ結果をまとめた。同年は1㌔当たりの単価が、前年比413円減の2148円と下落。新型コロナウイルス感染拡大に伴う観光客の激減により、需要が低迷したことが要因となった。一方、ことしはJAの八重山肥育センターが肥育頭数を100頭余り減らしたことで、市場への供給量が減り平均単価が上がる見込み。

 同畜産振興センターによると20年の販売実績は▽購買頭数852頭(前年比17頭増)▽最高単価4200円(同200円増)▽販売額8億2249万5453円(同7543万8503円増)▽平均重量448.4㌔(10.5㌔増)▽BMS平均7.8(同1㌽増)―で平均単価以外、19年を上回る実績となっている。

 20年の平均単価は、国の緊急事態宣言期間中となった5月に年間最低値の1835円(前年同月比876円安)に下落したことが影響した。

 その後、JAは枝肉購買者奨励金で枝肉総額の2割補助を実施。7月は3カ月ぶりに単価2000円台を維持した。5、9月には石垣牛ドライブスルー販売で地元需要を高めた。10月には国のGoToトラベルキャンペーンに東京都が追加。入域観光客数の増加で石垣牛需要が再燃し、平均単価が高まった。

 21年は枝肉平均単価が高まる見通しだ。八重山肥育センターはこれまで、月齢30カ月で石垣牛を出荷していたがコロナ禍の20年、肥育農家を優先して出荷したため34カ月まで肥育。同年の肥育経費が増加したため、ことしは肥育素牛の導入を例年の500頭台から350頭に減らしたという。JA担当者は「ことしは全体で100頭減の700頭台になるため、単価が上がる可能性がある」と述べた。

 ことしの枝肉初セリは8日午前11時30分から。(金額は税抜)

  • タグ: JA石垣牛枝肉実績JAおきなわ八重山地区畜産振興センター
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