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久しぶりの厳しい冷え込みのなかで新年を迎え…

 久しぶりの厳しい冷え込みのなかで新年を迎えた。暖冬だった昨年と比べ、まち行く人々は着ぶくれて南の島々もお正月らしい光景となった▼思えば昨年は、人との距離をとることを強いられた1年だった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために。人は社会的動物であり、人とのかかわりなしに1人で生きてゆけない。変容を迫られた地域社会は、密を避けるため恒例の祭祀(さいし)をはじめ伝統行事を中止し、私たちは多くのものを失った▼何げない毎日の実に当たり前のこと、いわゆる「普通」がどんなにいとおしいことか、家の居心地の良さを改めて痛感し、感謝した1年でもあった。何より「密」は素晴らしい。そんなことに気付かされた年▼「ウィズコロナ」あるいは「ニューノーマル」。さまざまに聞きなれない言葉が生まれ、国民に行動変容を促す。本音を言えば「コロナとともに」なぞ嫌なこった▼それでも人類史上初めての1年になるかも知れない。地球上のすべての国と地域がコロナ禍収束という、たった一つの共通の願いを持つことである。私たちもその一員にほかならない。手をつなぎ歩こう▼新しい年が平穏無事で、誰もが「普通の幸せ」を慈しむことのできる年になりますように、島々に平和と希望、明るい未来がもたらされますように。 (慶田盛伸)

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