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与那国町 伝統工芸館、移転新築へ

築41年と老朽化が進んでいる与那国町伝統工芸館。祖納保育所北側の町有地で2021年度に新築される=17日午後、与那国町祖納

築41年と老朽化が進んでいる与那国町伝統工芸館。祖納保育所北側の町有地で2021年度に新築される=17日午後、与那国町祖納

新たなスペースも 21年度着工、完成目指す

 【与那国】町は、老朽化している町伝統工芸館の移転新築工事計画を進めている。最短で21年度の4月着工、同年度末の完成を予定する。新たにイベントスペースや織り場を設ける。町内の観光施設DiDi与那国交流館近くに建設することから、伝統織物と観光の連携にも期待が寄せられている。

 伝統工芸館は、戦後途絶えていた与那国織を復活させるため1979年に建設された。指定管理者の与那国町伝統織物協同組合が与那国織りの伝統を継承するため養成活動を行っているが、築41年と老朽化が著しくなっている。

 新館は祖納保育所北側の町有地に建設する予定で現在、実施設計を行っている。鉄筋コンクリート造平屋建てで延床面積は600~650平方㍍を見込む。

 総事業費は3億円程度で、国の一括交付金を活用する計画。町議会には3月定例会の新年度予算で事業費を上程したい考え。議会で承認され次第、来年4月に着工の流れとなる。工期は約1年間を予定。

 施設内訳は▽事務室▽検査室▽売店▽展示室▽織り場▽作業室(糸干場)▽後継者育成室▽染色室▽多目的室▽イベントスペース―など。現施設には多目的室、イベントスペースがない。

 同町によると、現施設には作業室がなく多目的室を活用している。イベントスペースの面積は約65平方㍍で、展示即売会などの利用を想定する。

 企画財政課の担当者は「組合員の工芸品製作を安定させ、工芸の発展につなげたい。織物キャンペーンをやるなど、観光もリンクさせたい」と話している。

  • タグ: 与那国町伝統工芸館移転新築
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