新型コロナ 飲食店の感染防止対策確認
- 2020年12月24日
- 社会・経済
関係者が巡回パトロール
八重山管内にある飲食店の新型コロナウイルス感染防止対策の順守状況を把握し、飲食の機会が増える年末年始に向けて感染対策の取り組みをピーアールしようと県や市、県飲食業生活衛生同業組合八重山支部など関係機関の担当者らが23日午後、各店舗を巡回。普及啓発のチラシを店や客に配布するとともに各店舗の感染防止策や三密回避の対応を確認した。八重山事務所の宜野座葵所長は「八重山管内の感染状況は落ち着いているがクリスマスや年末年始と人が集まる機会が多くなる。気を緩めることなく感染症対策に取り組んでほしい」と呼び掛けた。
このうち海人居酒屋「源」美崎店には宜野座所長や八重山保健所の国吉秀樹所長らが訪れ、店内の感染予防対策や換気設備、人数制限の取り組みなどを聞き取った。
同店では、客が帰るたびにテーブルやメニューなどをアルコール消毒。入り口は開けたままにし、常時換気を実施するとともに空気清浄機も導入した。
西里昌史店長は「消毒を徹底し、安心して来店できる環境をつくりたい。客が減っているので持ち帰りやオードブルで売り上げを確保したい」と述べた。
沖縄県は飲食店など県の定める感染防止対策に取り組む事業者にシーサーステッカーを配布。事業継続と新型コロナ対策の両立を支援する「RICCA(沖縄県新型コロナ対策パーソナルサポート)」には八重山管内で約80店舗が登録している。
市の新型コロナウイルス感染症感染予防ガイドライン認定モデル店には約550店舗が対策が十分にとられているとして認定されている。
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