八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

与那国町 新庁舎用地に季節工施設

全員協議会で新庁舎用地に季節工宿泊施設を建設する案について意見交換する議員ら=17日午後、与那国町役場

全員協議会で新庁舎用地に季節工宿泊施設を建設する案について意見交換する議員ら=17日午後、与那国町役場

来年2月着工予定 「有効活用」と安堵

 【与那国】12月定例町議会は17日、サトウキビ刈り取り季節工宿泊施設を、新庁舎建設用地として購入した祖納高台の「三角地」に建設することを全員協議会で決定した。順調にいけば宿泊施設は来年2月に着工予定。一方、新庁舎建設地として実施設計まで終えていた「三角地」は、新庁舎候補地から除外。外間守吉町長は取材に「有効活用されてホッとしている」と述べた。

 町はことし3月までに、地権者と新庁舎建設用地として交渉してきた「三角地」を約555万円で購入。ただ、新庁舎建設費が当初計画から増額し、総事業費35億円となったことから与野党の反発に遭い、計画が難航。外間町長は昨年12月から約1年間、「候補地白紙」としていた。

 関係者によると、外間町長は12月に入って用途変更を元地権者に打診するよう職員に指示、16日に同意を得た。

 季節工宿舎は2019年3月に実施設計を終えており、鉄筋コンクリート造3階建てで延床面積719平方㍍。1人部屋42室を確保する。総事業費は約3億5600万円。国8割、町2割の負担。同年5月に島仲公民館前周辺で着工予定だったが、同月の豪雨で田原川が決壊。河川拡幅エリアに含まれたため建設を断念していた。

 その後、ライスセンター前の候補地では入札が不調。祖納集落内東地区も候補地としたが、今月11日の住民説明会で騒音被害を懸念する声が上がり、この1年7カ月間で候補地が3度変更された。

 産業振興課によると、来年2月着工し、来期製糖開始に間に合うよう11月にも完成を予定する。

 三角地の用途変更に伴い、外間町長は新庁舎候補地について「高台か現地建て替えになるだろう」と2択を挙げた。国の事業債を活用する場合、来年3月末までに候補地を決定し、実施設計を契約する必要がある。

  • タグ: 与那国町定例町議会新庁舎
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム