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生産量7万㌧台見込む 石垣島製糖、今期操業スタート

当初計画より4日遅れで製糖期間がスタートした=14日午後、石垣島製糖

当初計画より4日遅れで製糖期間がスタートした=14日午後、石垣島製糖

石垣島製糖の操業が始まり、関係者がケーンヤードにサトウキビを投げ込み、安全操業を願った=14日午後、石垣島製糖

 石垣島製糖㈱(松林豊代表取締役社長)は14日、2020―21年期製糖を開始した。今期は収穫面積1331㌶(前期比35㌶増)、10㌃当たりの単位収量(単収)5.733㌧(同557㌔増)で原料生産量は前期を9219㌧上回る7万6321㌧を見込む。取引甘しょ糖度の平均は14.35度(同0.39度減)で、全体的に「質は良い」という。予定では10日の製糖開始だったが長雨が影響し、4日遅れとなった。製糖終了は来年3月17日を予定。

 製糖開始日に例年行っている開始式は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点からセレモニーを自粛。関係者はケーンヤード周辺を酒で清め、原料のサトウキビを投げ込み安全操業を祈った。

 今期の砂糖生産量は8727㌧(前期比574㌧増)、砂糖歩留まり11.43%(同0.72%減)を見込む。機械刈りの割合は87%で前期と同率。1日当たりの搬入量、圧搾量ともに900㌧維持を目指す。原料生産量は7万㌧台を見込むが、台風など自然災害の影響が少なかったため8万㌧台に増加する可能性もあるという。

 また、当初、製糖開始を10日に予定していたが長雨の影響でハーベスターをほ場に入れられず、原料の搬入が遅れた。手刈りでの原料搬入は9日開始、13日から機械刈りの搬入も始まっている。同社は「雨で製糖期が伸びると、次期(生育)も遅れてしまう」と天候不順を懸念した。

 一方、石垣市と農業団体で構成される新製糖工場推進協議会(会長・中山義隆市長)は18日、新製糖工場事業費公的助成を求め、県や国に直訴する予定。松林社長は「新工場建設は計画だけで3、4年かかる。その期間を前倒ししたい。故障して止まってはいけないので、小さな装置も入れ替えたい」と述べた。

  • タグ: 石垣島製糖サトウキビ
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