八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

「任期中に必ず着工」 ゴルフ場建設で中山市長

石垣市議会一般質問 来年クルーズ船予約303隻

 12月定例石垣市議会(平良秀之議長)の一般質問最終日は11日行われ、内原英聡、長山家康、友寄永三、砥板芳行の4氏が登壇した。前勢岳北方で民間企業が計画するゴルフ場付きリゾート施設について中山義隆市長は「任期中に必ず着工までこぎ着けたい」と述べた。新型コロナウイルスの影響で寄港が止まっているクルーズ船について、今月4日時点の予約状況が2021年で303隻、22年で243隻となっていることが分かった。

 ゴルフ場開発については長山氏と砥板氏が取り上げた。長山氏は「目標を立てて取り組むべきだ」と要求したが、当局側が具体的な日程を明らかにできず、中山市長が22年3月19日までの任期中の着工を明言、「全庁上げて力を入れたい」と述べた。

 答弁によると、市は現在、地域未来投資促進法での農振除外、農地転用の規制緩和適用に向け、作成中の土地利用調整計画で県から15項目の疑義を受け、年内には回答する予定。県から同計画で同意を得、事業者作成の地域経済牽引事業計画で承認を得れば農振除外、農地転用の手続きに入る。

 内原氏が質問した新庁舎建設では、使用される12万枚の赤瓦が県外産(愛知県)となっていることが分かり、当局側は「受注者が県内で調査したところ、県内では納期内に間に合わないことから愛知県産を採用した」と説明。昨年12月に県内では生産できないとの報告を受けたという。

 S字型の瓦に1枚のしっくいの白を釉薬でデザインした新しい形となっているが、内原氏は赤瓦が県産品ではないことを疑問視、「市民は複雑な心境になるのではないか」と述べた。

 答弁によると、新庁舎建設は11月末現在、事業ベースで51・2%の進捗率。21年度上半期の完成、同年度内の供用開始の予定。総事業費は78億5000万円を見込む。うち瓦は単価1500円で1億8000万円。

 一方、新庁舎前の新空港アクセス道路と、大浜中学校正門に通じる市道慶田山線をつなぐ市道旧空港跡地線の開通が間に合わない見通しとなっていることが友寄氏の質問で判明。安里行雄建設部長は「21年度までの整備を予定していたが、完了期間の見直しが必要」と答弁した。

 友寄氏は「新庁舎完成までには開通を」と求め、宮良直好都市建設課長は「年度ごとの予算要望に対し配分額が届いていないが、新庁舎完成までの開通に向け、県と調整しながら検討し、満額確保を要請した」と述べた。

 砥板氏の質問では、クルーズ船の予約状況のほか、南ぬ浜町のクルーズ船ターミナル計画も再開することが明らかになった。来年度に実施設計を行う。面積は3000平方㍍で事業費は10億円。検疫、入管、関税などの検査室、待合室などを備える。新型コロナ感染防止対策機能を加える。

  • タグ: 市議会一般質問
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム