「手わざ―琉球王国の文化―」始まる 琉球王国文化遺産巡回展
- 2020年12月07日
- 芸能・文化
観覧無料、20日まで八重山博物館
琉球王国文化遺産集積・再興事業巡回展「手わざ―琉球王国の文化―」が6日から石垣市立八重山博物館で始まった。20日まで。観覧無料。
同展では、染織「苧麻桃色地経緯絣衣裳」や陶芸「擬宝珠形丁子風炉」、石彫「玉陵勾欄羽目」など17点の模造復元品が展示されている。琉球王国時代の三線の音色が視聴できるコーナーも設けられる。
数カ月前から巡回展を楽しみにしていたという牧野祥久さん=登野城=は「琉球王国の一級品が見られてよかった。冠などもきれいで感動した」、妻の青美さんは「(四季翎毛花卉図巻を見て)表裏の両方を染めていることを知り、昔の人の知恵と工夫でいろいろな美しいものを作ってきたのだなと感動した」とそれぞれ喜んだ。
巡回展は、11月には宮古島市総合博物館で開かれたほか、来年1月からは首里城でも開かれる。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 主権展示館 「尖閣諸島と日本人」 2021/01/15
- 八重山博物館保存施設の早期実施を 2019/02/16
- 国内最古の人骨 里帰り 2018/07/20
- 新博物館の早期建設を 八重山博物館協 2018/06/30
- 新城氏の作品2点を寄贈 博物館に絵画展実行委 2015/08/20
- 八重山博物館 「手すきのはがきできたよ」 2015/08/15
- 掛け軸など貴重資料寄贈 三木氏が八重山博物館に 2015/05/01
- 本年度は古文書など整理へ 喜舎場永珣資料調査会 2014/10/11