3年に1度の文化祭楽しむ 日程短縮、来場者制限
- 2020年12月05日
- 地域・教育
八商工
八重山商工高校(波平孝夫校長、全日370人、定時56人)は4日、3年に1度の文化祭を校内で行った。SDGsに関する取り組みなど日ごろの学習成果を発表したほか、クラス演劇や出店料理などを楽しみ、青春の1ページを作った。
例年は2日間の開催だが、ことしは新型コロナウイルス感染拡大防止で1日のみとし、一般人の来場を制限。校内の食べ歩きも禁止とし、生徒らは指定イートインスペースに入り、友人らと出店料理を味わった。
校内の教室や廊下にはホットサンドやポップコーンなど軽食を売る屋台が並び、このうち3年4組は「SDGsを広める飲食販売」をテーマに、フェアトレードや地産地消を意識した焼きそばと焼き鳥を販売。焼きそばの容器にはサトウキビで作られた紙パック「バガス」を使用。焼き鳥には、フェアトレード認証付きのスリランカ産コショウと、石垣島米原産の塩を使った。
金城楓君(18)は「SDGsを達成するには、商品の選び方とか普段意識していない部分から変えていかなければならなくて、なかなか大変だと感じた。ことしは地域の人たちの参加がないので寂しいが、逆に考えれば生徒同士がゆっくりコミュニケーションできる機会。これはこれでよかった」と笑顔を見せた。
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