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ドローンで地域おこし 西表東部地区

ドローンで島の産業発展や住民生活の向上に役立てようと設立した団体「IriomoteDroneProject」=3日夕、大原公民館

ドローンで島の産業発展や住民生活の向上に役立てようと設立した団体「IriomoteDroneProject」=3日夕、大原公民館

住民らが運用団体設立 農業、防災など各分野で活用

 【西表】西表島で小型無人機(ドローン)を使用し住民生活の質を向上させようと西表東部地区の住民らが3日、ドローンを運用する団体「Iriomote Drone Project(イリオモテドローンプロジェクト)」(IDP、横目英寿会長)を設立した。ドローンの先端技術を駆使し、スマート農業や災害・防災、自然環境保全、観光プロモーション、土木測量など各分野で活動を展開していく。

 「進化するICT技術で村おこしができないか」とイメージを描いていた横目会長。西大舛高均副会長ら会員5人で産業用途において広がりをみせるドローンの実用化へ計画を温めてきた。

 ドローンを島の産業や住民生活に役立てようと①スマート農業②災害・防災③自然環境保全・観光(空撮)④鳥獣被害の抑制⑤インフラ整備・土木測量⑥ドローンの普及活動(人材育成)―の各事業に取り組む。

 用途としては▽産業用ドローンで農薬散布▽山岳での遭難発生時、捜索に使用▽密猟を防ぐための巡回パトロール▽観光地、自然保護地域としてのアーカイブ撮影▽鳥獣の生息状況や獣道を正確に把握し、捕獲の効率化。空中から追い払う▽建築・建設や測量時の空撮▽子どもたちが先端技術に触れる機会を創出―など。

 ドローンは、元々個人が所有している3台に加え、新型コロナウイルス感染防止対策のため農作業での人との接触機会を減らす目的で農林水産省から補助を受け導入した産業用ドローン3台の計6台で事業を行う。

 会員らは、民間の操縦資格を取得しており、毎月開く技術講習会で技術を磨く。本格的な事業開始は2021年度から、それまでは準備期間とする。

 3日夕、大原公民館で設立式と総会があり、横目会長は「ドローンは農業分野への貢献はもちろん、いろいろなことに使え夢が膨らむ。人材育成もしていきたいので、地域や関係者と連携して普及させたい」と意気込んだ。

 設立式には、県八重山農林振興センターや竹富町産業振興課、JAおきなわ八重山地区営農振興センターから来賓として職員が出席、激励や祝辞を述べた。

  • タグ: 西表島ドローン小型無人機
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