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陸自与那国 駐屯地グラウンド完成

駐屯地グラウンドの落成式でテープカットを行う関係者=28日午後、同グラウンド

駐屯地グラウンドの落成式でテープカットを行う関係者=28日午後、同グラウンド

町民利用、ヘリも使用可能に

 【与那国】陸上自衛隊与那国駐屯地(古賀聡明司令)のグラウンド落成式が28日、同所で開かれた。トラック1周400㍍で日本陸上競技連盟の公認陸上競技場の基準を満たす仕様。今後、町民の一般利用が可能となるが、ヘリポートとしても使用する。駐屯地は「増援部隊などの受け入れ基盤が拡充し、南西諸島の防衛力強化に寄与する」と位置付ける。2015年に着工した駐屯地関連工事は完了した。

 グラウンド建設を巡っては14年6月、町議会が要請事項の一つとして、陸上競技場の整備と地元住民への開放を求めていた。陸上競技が盛んな町では各集落から9チームが出場するため、トラックも9レーンにし地元の要望に沿う形にした。

 グラウンドは▽日本陸連第3種公認グラウンドを保持▽陸上競技全種目実施可能▽全天候型9レーントラック▽天然芝フィールド―となり、町は陸上競技大会の誘致も構想する。管理・運営主体は今後、駐屯地と町が協議して決める。このため町民の利用開始時期は現時点では未定。

 グラウンドの名称は「黒潮の風(くるうすぬかでぃ)」。命名した与那国中学校2年の後安里蓮樹君には感謝状が贈られた。名称は町内の小中学校に募集をかけ、約150件の応募があった。

 落成式で古賀司令は経緯を説明し、「9レーンの特別仕様で海、山、空が美しく見える日本最西端の陸上競技場。島民の要望もこの地域性があって立派な施設になった」とあいさつした。

 外間守吉町長は「グラウンドの名称を地元の小中校生から募集した地域一体の取り組み。グラウンドが大いに親しまれ、健康保持につながれば幸い」と祝辞を述べた。関係者のテープカットも行われた。

 会場には多くの町民が訪れ、自衛隊から振る舞われた「かじきカレー」を堪能したほか、トラックの試走やソフトボール投げ、親子二人三脚なども行った。

 落成式に参加した蔵元實さん(85)=祖納=は「各集落に9チームあるので9レーンは良いと思う。八重山郡民陸上大会を与那国に持ってきてほしい」と要望した。

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