八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

防災農業の確立誓う フクギ苗140本を植樹

「防風林の日」関連行事として防災農業賞表彰式があり、石垣島fruit組合(左から3番目)、野原あかりさん(同4番目)に表彰状が授与された=26日午後、宮良公民館

「防風林の日」関連行事として防災農業賞表彰式があり、石垣島fruit組合(左から3番目)、野原あかりさん(同4番目)に表彰状が授与された=26日午後、宮良公民館

植樹大会で防風林となるフクギの苗木140本が植樹された=26日午後、宮良

県・防風林の日 1団体1組も表彰

 2020年度「防風林の日」関連行事(沖縄県防災農業推進会議主催)が26日午後、宮良公民館で開かれ、第14回沖縄県防災農業賞に石垣市から石垣島fruit組合(伊志嶺雅也代表)、花卉農家の野原正次さん(55)・ゆかりさん(50)夫妻=三和=の1団体1組が表彰された。同関連行事は14年以来6年ぶりの石垣市開催。植樹大会では宮良の農地にフクギの苗木140本を植え付け、防災農業の確立・推進を誓った。

 関連行事は表彰式と植樹大会の2部構成で行われた。

 表彰された石垣島fruit組合は13年度に5戸の経営体として発足、国と県の特定地域経営支援事業を受けて事業を展開している。果樹アーチ型ハウスの周辺を襲来する台風被害を防ぐため、各施設に防風林を300本ずつ植栽し、他の果樹農園家の模範となっているとして評価された。石垣市が推薦した。

 伊志嶺代表は「ハウスの周りを防風林で囲んでいることが評価されたと思う。(今後も)台風災害に遭わないようなハウスを作っていく」と意気込んだ。

 野原さん夫妻は、25年前から農地の環境整備として防風林の植栽に取り組んでいる。1・5㌶のほ場周辺を囲むように防風林を植栽、防風対策と土壌流出対策も行っていることなどが評価された。八重山農林水産振興センターが推薦した。

 代表して出席した野原ゆかりさんは「大きな賞がもらえてびっくりしている。いろいろな種類の防風林があるので、きれいに整備していきたい」と話した。

 植樹大会は宮良の高台にある農地で行われた。県農林水産部の長嶺豊部長、開催地代表として中山義隆市長らが防風林と防潮林の意義を語り、防災農業の普及を期待。全員でがんばろう三唱も行った。代表者による記念植樹の後、関係者約50人が約80㍍の距離に防風林となるフクギの苗を植え付けた。

 県は11月の第4木曜日を「防風林の日」と定めており、同関連イベントは県民に防風・防潮林整備の重要性を理解してもらい、防災農業の確立を推進することが目的。開催地は県内各地を輪番で巡る。防災農業者表彰は開催地から選んでいる。

  • タグ: 防風林の日植樹
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    関連するニュース

    • 関連するニュースはありません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム