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VERA存続求め5099筆 高校生有志ら文科省へ直訴

石垣市で集まった5099筆の署名(手前)。青木宙帆さんがVERAの運用継続を訴える=22日午後、市商工会ホール

石垣市で集まった5099筆の署名(手前)。青木宙帆さんがVERAの運用継続を訴える=22日午後、市商工会ホール

 文部科学省の予算削減で財政難に陥り、運用停止の危機に立つ国立天文台VERA石垣島観測局を存続させようと、石垣市内で5099筆の署名が集まった。活動を展開してきた高校生と市商工会青年部が22日午後、市商工会ホールで会見を開き、今月24日に上京し、萩生田光一文科相へ署名を提出すると発表した。高校生を代表して青木宙帆さん(17)=八重高2年=は「後輩たちのためにも終わらせたくない。運用の継続をお願いしたい」と宇宙の魅力を体感できるVERAの継続を訴えた。

 生徒らは、国立天文台水沢VLBI観測所(岩手県奥州市)が2003年から運用しているVERA4台の電波望遠鏡が運用停止されることを知り、ことし4月から奥州市で署名活動をしているVERAサポーターズクラブに賛同し動きだした。

 高校生7人の有志グループ「ベラジニア」を応援しようと市商工会青年部も立ち上がり、10月1日~11月6日まで共に活動。市内9カ所に署名台を設置、商業施設や市内の各高校で署名を呼び掛け、青年部に所属する約100事業所にも協力を求めた。

 活動の輪は観測局を有する全国4地区で広がり、総数は1万6344筆。石垣市分は全体の3割を占めている。

 吉田大介青年部長は「共感を得られるか不安だったが、多くの方の理解と協力に感謝申し上げたい」と述べた。

 石垣島では2005年から、高校生がVERA観測局の望遠鏡を使って天体を探す「美ら星研究探検隊」が行われ、大学がない八重山でも研究を身近に感じることができる貴重な場となっている。

 署名5099筆の内訳は▽メイクマン石垣店・ゆらてぃく市場1530筆▽商工会・観光交流協会両青年部768筆▽商工会女性部116筆▽市内3ホテル署名台67筆、▽ベラジニア署名活動1614筆▽市役所外5カ所の設置台1004筆。

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