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八重山防衛協会が防衛省に対し、八重山地域

 八重山防衛協会が防衛省に対し、八重山地域に海上自衛隊の拠点基地を配備するよう要請したという。陸自基地配備に続く動きだけに新たな火種になりかねない▼要請は防衛大臣あてで先月20日付。有志らが東京に赴き行ったという。それを3週間遅れで記者会見し内容を発表した。中国海警局と中国海軍が一体化していることを挙げ、尖閣諸島や周辺海域の警戒監視体制と防衛力強化を求めている▼拠点整備で「護衛艦の休養、給水、燃料補給に活用を」と整備を求めたとも。要請に対し防衛省側は「重く受け止める」と受けたという▼互いに軍事力で身の安全を守ろうとすれば、制限のない軍拡競争に突き進む。それを懸念する。陸、海とくれば次は空。航空自衛隊基地の配備も求めていくことになるのか。「備えあれば憂いなし」と言うのだろうが、歴史に学べば、備えあればこそ標的になりかねない▼豊かな自然環境と伝統文化に育まれた八重山の風土。それぞれ個性の違う島々。それらを「日本最南端の軍事拠点」化しかねない動きを危ぶむ▼要請を既成事実化し、追って住民側に議論を、機運を巻き起こしたい。そんな狙いだろうか。言えることは防衛協会が地域住民の誰一人からも海自基地配備について同意を得ていない事実。その手法に異議あり。(慶田盛伸)

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