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海自基地の配備要請 尖閣監視強化で防衛省に

八重山防衛協会が防衛省に八重山への海上自衛隊の拠点基地配備を要請したことを報告した=13日午前、大濱信泉記念館

八重山防衛協会が防衛省に八重山への海上自衛隊の拠点基地配備を要請したことを報告した=13日午前、大濱信泉記念館

八重山防衛協会

 八重山防衛協会(三木巌会長)は13日午前、大濱信泉記念館で会見を開き、防衛省に八重山への海上自衛隊の拠点基地配備を要請したことを報告した。要請は尖閣諸島周辺の警戒監視体制強化などが目的。三木会長は実現に「3~10年はかかる」と予測した上で「石垣、西表、与那国か2カ所なのか分からないが、安全を守るために海上自衛隊を配備するよう求めた」と趣旨を説明した。

 提出した要請書では、尖閣諸島周辺海域での中国海警局による与那国漁船追尾や領海外接続水域の連続航行を問題視し、中国海警局と中国海軍が一体運用し重武装化していることを警戒。その上で、尖閣諸島や周辺海域の警戒監視体制と防衛力強化のため、海上自衛隊の拠点基地配備を求めた。

 防衛省への要請は三木会長ら協会役員7人で10月20日に実施。要請の宛先は防衛大臣で、同省整備計画局防衛計画課に提出。同協会によると、防衛省側は「重く受け止める」と要請を受けた。要請に先立ち、八重山の地元自治体には要請する旨を伝えたという。

 会見で三木会長は「石垣や八重山は地政学的にも重要。台湾、東シナ海情勢で緊張感が高まっている」と現状を説明し、「護衛艦の休養、給水、燃料補給に活用してもらえれば」と拠点整備を求めた。

 同協会事務局長で市議の砥板芳行氏は「(石垣島の)陸自部隊は地対艦誘導部隊。海では中国が海軍力を強化しているので(日本も)強化が必要」と必要性を述べた。

 また、要請内容は自民党国防議連にも報告。同議連事務局長の佐藤正久氏から「拠点整備は中長期的な計画になる。隊員の休養、補給など寄港実績を積むことも重要」と指摘を受けた。

 八重山防衛協会によると要請文は9月4日、役員会に諮り全会一致で承認された。今後も防衛省や自衛隊に対し、継続して要望していく予定。

  • タグ: 海上自衛隊基地配備八重山防衛協会
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