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崎枝浜で海難多発 石垣海保、離岸流を確認

シーマーカー(海面着色剤)を使用した調査で確認された崎枝浜の離岸流(石垣海上保安部提供)

シーマーカー(海面着色剤)を使用した調査で確認された崎枝浜の離岸流(石垣海上保安部提供)

 石垣海上保安部は2日、夏季安全推進活動期間中(7月1日~10月31日)の海難発生状況(速報値)を発表した。人身事故者数は9人(死者・行方不明者3人)で前年同期から3人増加し、死者・行方不明者も2人増えた。9人のうち7人がマリンレジャーに伴う人身事故(同1人)で、7人中5人が崎枝浜での遊泳中の事故だった。

 海保によると、崎枝浜で救助された人に安全指導をした際、一様に「沖に向かう流れを感じた」との証言があったことから、「崎枝浜における事故は気象・海象および離岸流(リーフカレント)による事故である可能性が高い」として、関係機関と合同でシーマーカー(海面着色剤)を使用した離岸流調査を実施。その結果、砂浜付近から沖に向かう顕著な流れを確認できた。

 崎枝浜は市指定の管理ビーチではなく、遊泳危険区域に設定されている。

 このほか、人身事故は県外在住者が86%を占めた。西表島や竹富島など石垣島周辺離島での事故の発生はなかった。海保は「新型コロナウイルス感染症対策に関する自粛要請などにより、来島した観光客が離島に渡らず石垣島に留まったことが一因と考えられる」としている。

 一方、船舶事故は前年同期のゼロから3隻(死者・行方不明者3人)となった。内訳は機関故障によるモーターボートの浸水、漁船の転覆、浸水による遊漁船の転覆だった。漁船の転覆では乗船者4人のうち3人が行方不明となっている。

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