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県畜産共進会枝肉部門 ヤイマが優秀賞1席

賞状を手に笑顔の上江洲さん(左)と嶺岸さん=10月31日午前、農業生産法人㈲ヤイマ・ブリーダー・ランチ牛舎前

賞状を手に笑顔の上江洲さん(左)と嶺岸さん=10月31日午前、農業生産法人㈲ヤイマ・ブリーダー・ランチ牛舎前

総額486万円、過去最高のキロ8888円

 2020年度第46回沖縄県畜産共進会(沖縄県畜産共進会協議会主催)の枝肉部門(肉牛の部)の格付け・審査と販売が10月30日までに南城市大里の県食肉センターで行われ、石垣市名蔵の農業生産法人㈲ヤイマ・ブリーダー・ランチ(上江洲安生代表取締役、以下ヤイマ)が出品した枝肉が最高賞に当たる「優秀賞1席」と特別表彰の「沖縄県知事賞」を獲得。販売価格は1㌔当たり8888円と、過去最高額の6100円を2788円上回った。石垣からの出品牛で優秀賞1席は19年の新里朋矢さんに続いて2年連続。

 ヤイマが出品した枝肉の重量は564・0㌔。ロース芯面積が90㌢、バラの厚さが9・8㌢、1頭から取れる枝肉の量を示す歩留基準値が78・9%、霜降り度を示すBMS(最高12)は12で、出品25頭中最高値となった。

 父は球美乃花、母の父は美国桜、母の祖父は安茂勝。出生地は竹富町黒島で、10カ月のときからヤイマで肥育。出荷月齢は29・5カ月だった。

 評価・落札額ともに2席以下に大差をつけたヤイマの上江洲代表は「一から出荷まで見ていた愛情が結果につながったと思う。一度は入賞を目標にしていたのでうれしい」と喜び、「名誉なことではあるし、もっと頑張らないといけないなという気持ちもある」と決意を新たにした。

 ヤイマで牛の飼育を担当する嶺岸寛子さんは、飼育のポイントについて「小さい時からの腹づくりが大切。強い腹にしてばてないようにしている。あとは、牛になるべくストレスをかけないように。いっぱい食べて寝る環境をつくってあげるようにしている」と話し、「受賞の一報にはただただ驚いた。いろんな人からお祝いの言葉をもらってよかったなと実感した」と顔をほころばせた。

 ヤイマの枝肉を総額486万2625円の高値で落札した㈱ニイチク=東京=常務取締役の木村明俊さんは「コロナで景気が冷えているなか、末広がりの数字を使おうということでキロ単価8888円という値段を付けた。南の島の第1次産業が疲弊しないよう、販売努力を続けていきたい」と語った。

 落札された枝肉は、㈱エムアイフードスタイルの日本橋本店、銀座店、恵比寿店で19日から始まるフェアで販売予定。

 同部門は、沖縄県の種雄牛を父に持つ生後30カ月未満の去勢肥育牛のみを対象としている。総出品数は25頭でうち八重山からは5頭の出品があった。

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