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人命救助で連携強化 海保、消防が合同訓練

崖の下から負傷者を運ぶ消防隊員ら=29日、崎枝御神埼灯台周辺

崖の下から負傷者を運ぶ消防隊員ら=29日、崎枝御神埼灯台周辺

 崎枝浜でことし8月以降、2度の水難事故が起きたことを受け、第11管区海上保安本部石垣航空基地と石垣消防本部は29日、合同訓練を崎枝浜と崎枝御神埼灯台周辺で実施した。消防隊員と機動救難士ら計30人余が参加し、巡視艇「やえづき」とヘリコプター、水上バイクが出動した。

 両部の連携強化を図ることで、迅速な人命救助に役立てることが目的。「救助・救急等の技術にかかる相互協力に関する覚書」に基づき、年に数回実施されている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で本年度は初めて。

 午前は、無線通信による訓練とヘリコプターからの吊り上げ救助など、午後からは崎枝御神埼灯台周辺で搬送訓練を行った。

 石垣市消防本部の東崎原学署長は「事故が多い現場で救助が適切にできるように訓練を行っている。日頃からコミュニケーションをとることで、迅速な救助活動につなげていきたい」と意気込んだ。

 海上保安本部機動救難隊の田中孝幸隊長は「顔が見える関係を作り、コミュニケーションを定期的に取ることで、実際の現場での連携につなげたい」と話し、「救命胴衣など浮くものを身に着け、携帯電話などをなるべく持つようにし、事故が起きたらすぐに118番へ連絡してほしい」と呼びかけた。

 訓練が行われた崎枝浜では、ことし8月24日に3人が離岸流に流され帰還できなくなる事故が発生、9月8日にはシュノーケルをしていた男性が死亡する事故が起きている。

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