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小学校修学旅行 21校中19校が郡内で

修学旅行として西表島仲間川を訪ね、クルージングを楽しむ白保小学校の6年生ら=22日(同校提供)

修学旅行として西表島仲間川を訪ね、クルージングを楽しむ白保小学校の6年生ら=22日(同校提供)

新型コロナ感染拡大影響 足元見つめ直す機会に

 八重山郡内小学校の修学旅行シーズンが今月から始まり、11、12月にピークを迎える。例年は沖縄本島を行き先とする学校が多いが、ことしは新型コロナウイルスの影響で実施校21校のうち19校が郡内旅行に切り替えており、足元の文化や自然を見つめ直す機会とする考えだ。行き先としては石垣島と西表島のほか与那国島を選ぶ学校もある。学校と保護者は、コロナ禍の中でも児童に最高の思い出を作ってもらおうと協議を重ね、プランを練ってきた。

 このうち白保小の6年生16人と引率の教員らは22日から1泊2日の日程で、西表島と石垣島を巡った。西表では仲間川でクルーズ船に乗り、大自然を満喫したほか、南風見田を訪れ戦争マラリアの悲劇を学んだ。

 多宇琉翔君(12)は「沖縄本島に行けないと決まった時はショックだったけど、マングローブや忘勿石(わすれないし)を実際に見ることできて、西表も勉強になった」と話した。

 大本小や小浜小、伊野田小は与那国旅行に向けて準備を進めている。小浜小の漢那ひとみ校長は「保護者からも、なかななか行けない与那国を行き先とすることに賛同の声が多かった。5、6年生全員にとって初めての与那国。地形の違いや、理科の授業で学習したヨナグニサンなどを実際に見て八重山のことを知り、思い出深い旅行にしていきたい」と期待する。

 石垣小は、12月3日から1泊2日で、6年生61人と引率教職員で石垣島内旅行を予定。特に川平地域の訪問に重点を置く。高嶺酒造所など地元企業を見学するほか、赤イロ目宮鳥御嶽を訪ね、字石垣の宮鳥御嶽とのつながりを学ぶなど地域の文化や歴史を掘り下げたいと考えている。

 一方、小規模校の明石小は、5〜6年生5人と引率教諭3人で本島旅行を予定。移動は全て貸し切りのマイクロバスを使うことで車中でも互いの距離を保ち、食事は一行のみの個室で取るなど、少人数だからこそ可能な感染予防策を取る。

 与那国小も6年生11人と引率の教職員も21日から沖縄本島で2泊3日の旅行中。同様に予防策を徹底しながら、南部戦跡巡りや首里城見学、おきなわワールドでの玉泉洞見学などを体験している。仲嶺吏佐教頭は「地元ではできない貴重な経験を体験してもらいたい」と意義を語った。

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