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昔取った杵柄」ということわざ…

 「昔取った杵柄」ということわざがある。「過去に鍛えた腕前。昔、修練した技量」(広辞苑第六版)という意味。「若い時に身についた餅をつく技量や感覚は、いくら年を重ねても衰えることはない」というたとえから生まれたそう▼年を重ねた方なら経験したことがあるのではないだろうか。例えば小中高以来でも、やってみたところ、意外にできたとか、体が技術を覚えていたとか▼筆者が野球を再開してから1年半が過ぎた。筋力の衰えはいかんともしがたいが、打撃はなんとかなっている。ただ、守備に関しては過去の失敗を引きずっている▼三塁手をしていた中学2年のときの公式戦。ゴロをさばき、一塁に送球したところ、大きくそれてしまった。以来、捕球して次の動作の入る瞬間、悪送球のフラッシュバック。体が硬直する。どんなふうに投げていいのか分からない。パニック。それまで無意識にできていた送球がまったくできなくなったのだ▼精神的なことが原因で、これまでできていた動作ができなくなる障害、イップスだった。当時は分からなかった▼かれこれ36年前のことである。もう忘れているだろうと期待していたが、そうは問屋が卸さない。ならば一から学び直そう、と思っている。克服できるかどうか分からないが。(比嘉盛友)

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