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自民県議1人が感染 18~21日に先島視察

巡視船「いけま」に向かう沖縄・自民党の県議ら=19日夕、浜崎町

巡視船「いけま」に向かう沖縄・自民党の県議ら=19日夕、浜崎町

同行議員17人が濃厚接触者 地元関係者と会食も

 18日から21日にかけ先島を視察に訪れた県議会野党会派、沖縄・自民党のメンバー18人のうち座波一氏(60)=南城市=が新型コロナウイルスに感染したことが22日、確認された。県によると、同行した17人が濃厚接触者のため、県総括情報部と連携してPCR検査を実施する。視察では地元関係者とも飲食を共にしていた。視察で訪れたカ所については消毒を実施する。

 座波氏ら視察団18人は18日に与那国島、19日に石垣島、20日に宮古島でそれぞれ1泊し、議員ら地元関係者と会食した。座波氏は21日に帰宅後、37.5度の発熱があり、22日起床後も37.6度前後の熱が続いたため病院で受診、PCR検査で陽性が確認された。

 県議会事務局によると、自民会派からは滞在中、マスク着用や手指消毒などしっかりと対策を講じていたとの報告を受けた。

 日程表などによると、与那国島では外間守吉町長や漁業・農業関係者、町議らと意見交換、陸自与那国駐屯地も訪れた。石垣島では石垣海上保安部を訪れ、巡視船「いけま」に乗船した。竹富町役場、市役所、県八重山事務所でも意見交換した。

 関係者によると、与那国島では外間守吉町長や与党議員らと昼・夕食、石垣島では自民党市議らと夕食をそれぞれ共にしていた。詳細な行動歴や濃厚摂食者の特定については南部保健所が調査する。

 与那国町役場によると、同日夕の段階で保健所から濃厚接触に該当するとの連絡は入っていない。自民党市議の1人は「保健所から連絡はない。濃厚接触に当たらないと思うが、当面は外出などを自粛したい」と話した。

 八重山保健所の国吉秀樹所長は同日夕、「濃厚接触者(の判断)は、陽性者の居住地の保健所が行う。八重山保健所は協力依頼があればするが、(現段階で)居住地の保健所からの問い合わせはない」と述べた。

 県内では22日現在、直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数が20日連続で全国最多となっており、他会派の県議からは「このような時期に視察先で会食するのが適切だったのか。危機感がないのではないか」と疑問の声が出始めている。

 濃厚接触は、必要な感染予防策をせずに▽手で触れること▽対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1㍍程度以内)で15分以上接触すること。ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前)に接触のあった人に対し、保健所がマスクの有無や発声を伴う行動、対面接触の有無などの状況を調査し、判断する。

  • タグ: 新型コロナウイルス県議感染
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