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クラスター20人に拡大 かりゆし病院で新たに10人

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新型コロナ 厚労省、支援視野に対応

 八重山地域新型コロナウイルス対策本部は18日、石垣市内で新たに10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。かりゆし病院の入院患者6人、職員4人。6人は八重山病院に入院、職員は市内の宿泊療養施設へ入所する予定だ。クラスター(感染者集団)が発生しているかりゆし病院の感染者数は計20人。八重山病院の医療資源が逼迫している状況を受け、厚生労働省は17、18日に新型コロナ地域支援班から担当者を派遣し、現地調査を行った。クラスター規模がさらに拡大した場合、医療従事者派遣や医療資器材の支援も視野に入れている。

 同本部は同日、17日と18日の陽性判明者分を明らかにした。17日分は全て入院患者で40代男性、50代男性、60代男性、70代男性、90代女性2人。18日分は全て職員で20代女性、30代男性2人、40代女性。八重山管内の累計感染者数は81人になった。

 県が17日に発表した陽性者1人は、かりゆし病院の90代男性入院患者だったことも分かった。

 八重山病院に入院する感染者は80代女性1人が重症、その他は中等症。80代女性は人工呼吸器を装着するほどの症状という。

 同院でコロナ患者を収容できる病床数は現時点で21床。このうち16床が埋まっており、病床占有率は76%。病床不足の危機に加え、コロナ患者に専属対応するスタッフに不足も懸念されている。急性期中核病院として救急、周産期、小児などの医療機能も維持させなければならず、医療崩壊を招く恐れが出ている。

 調査に訪れた厚労省担当者は、国内で発生した40カ所以上のクラスター対策の実績を持つ。八重山では現地の医療機関、県などとともに情報交換がしやすい組織を設置する。

 本島でブリーフィングを行った県保健医療部の糸数公保健衛生統括監は「病院外への感染が広がると病床が逼迫する。感染を抑止する動きを市民全体でやってもらいたい」と述べた。

 かりゆし病院は院内のすべての入院患者、職員に検査を行う方針を示している。患者、職員、面会者の検体を17日43件、18日76件採取しており、19~21日ごろにかけ行政検査で結果が出る。

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