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市立図書館開館30周年 知の拠点の節目祝う 市長「親しまれる施設に」

開館30周年を迎えた石垣市立図書館=6日午後、同所

開館30周年を迎えた石垣市立図書館=6日午後、同所

開館30周年を記念し石垣市立図書館から2個人3団体に感謝状が贈られた=6日午後、同館視聴覚室

石垣市立図書館開館30周年記念展示「図書館ヒストリア」が11月15日まで開催中=6日午後、同館展示室

記念式典 2個人3団体に感謝状

 1990年10月6日に開館した石垣市立図書館(久原道代館長)は6日、開館30周年を迎え、同館視聴覚室で記念式典を催した。関係者や中山義隆石垣市長、西大舛髙旬竹富町長など約20人が出席。八重山の知の拠点である同館の歩みを振り返り、歴史の節目を祝った。同館に貢献した2個人3団体への感謝状贈呈や、新型コロナウイルス対策として導入された図書除菌機のお披露目もあった。

 同館は1990年に蔵書約6万冊の図書館として開館。92年に八重山関係新聞記事検索システムを導入し、2010年には竹富町、与那国町と協定を結び広域図書貸し出しをスタート、11年に石垣島北西部地区の移動図書館を開始するなど、地域のニーズに応えてきた。

 貸し出しのほか、乳幼児の読書の始まりを支援する「ブックスタート」や「だっこDEおはなし会」、地域の歴史を学ぶ「古文書講座耳学問の会」などさまざまな取り組みを展開し、市民と本をつないでいる。

 2020年3月末時点で蔵書28万1556冊。昨年度は4万7468人が貸し出しを利用し、団体利用含め21万7994冊が貸し出された。1日平均利用者は187.6人、1日平均貸出冊数は861.6冊だった。

 記念式典で中山市長は「これからも皆さまの学びを支える知の拠点として、多くの方から親しまれる図書館を目指す」とあいさつ。平良秀之市議会議長が「図書館建設にかけられた思いを大切に、多くの人に活用されてほしい」と祝辞を述べた。

 久原館長はあいさつ文で「インターネットに加え、実際に手にすることができる本と資料という媒体を通して、信頼性の高い情報を提供することが図書館の使命」と語り「さらに身近で必要とされる図書館であり続けるために、よりいっそうサービスに努めていく」と誓った。

 継続的な寄付や事業への協力などを通して図書館に貢献した2個人3団体へ、中山市長が感謝状を贈った。受賞者は次の通り。

 ▽赤木かん子、宮良芳和、石垣市文庫連絡協議会(潮平俊会長)、㈱先島ガス(玉城守雄代表取締役社長)、八重山小中学校司書研究会(宮良由美会長)

 

■図書館の歴史や活動紹介 開館30周年記念展示会

 石垣市立図書館は11月15日まで同館展示室で、開館30周年記念展示「図書館ヒストリア」を開いている。同館や、かつてあった八重山通俗図書館(のちの沖縄県立八重山分館)、八重山琉米文化会館図書室移動図書館に関する写真や年表を展示している。

 移動図書館の歴史や各種図書館事業、市民ボランティアの活動などを紹介。同館30年を振り返る映像や、同館テーマソング「石垣市立図書館に行こう」などの視聴コーナーもある。

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