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島内就職拡大も コロナ禍、県外厳しく

高校生の就職状況について意見を交わす参加者ら=6日午後、大濱信泉記念館

高校生の就職状況について意見を交わす参加者ら=6日午後、大濱信泉記念館

市商工会商業部会 高卒就職状況

 今年度3月に卒業する郡内高校生の就職状況について情報共有を図るため、石垣市商工会商業部会(和田明人会長)は6日午後、大濱信泉記念館で、高校や関係機関との意見交換会を開き、コロナ禍における現時点での就職希望者の状況や島内就職拡大の可能性などについて意見を交わした。

 同会は9月7日に厚生労働省が発表した2021年3月卒業予定の高卒求人倍率について沖縄県が0.83倍と全国ワーストとなったことを受け、八重山圏域の状況を把握しようと開いた。市内各高等学校の担当者と同会会員、八重山公共職業安定所職員ら15人が参加した。

 各校の担当者は現在の志望状況について「例年通り県外志望者が多いが、厳しい壁に当たって県内または島内へ変わるのではとみている」(八商工)、「例年は県外希望者が多いがことしは半々。うち県内についてはほとんどが島内を希望している」(八重農)と説明。今後県内、島内就職が増加する可能性を示した。

 部会、企業へ向けては「求人票だけでなく、八重山の企業と仕事内容が分かりやすくまとめられた資料などがあれば助かる」(八重高)、「説明だけでなく、実習や体験を通して生徒を見てもらえると理解が得られやすいのでは」(八特支)と要望した。

 会員側からも「各企業、人を増やすのは厳しい状況にあるのは確か。それでも地元の子たちが島に目を向けるのであればいい」、「忙しさのあまり(新卒者採用に)気持ちがいかなかったが、いま島内就職の転機が来ているのでは。学校側からも島内企業への就職も積極的に呼び掛けてほしい」との意見があった。

 和田部会長は「就職希望者数をみると今のところ思った以上に大きな動きはない。ただ10月以降、親との話し合いの中で生徒たちの考え方も変わって希望者が増えてくるかもしれない。今日の意見交換を生かし、島内での就職を受け入れるような体制を今後つくっていけたら」と語った。

  • タグ: 高卒就職状況石垣市商工会商業部会
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