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竹富町 子育て世代包括支援センター開設

子育て世代包括支援センターで切れ目のない支援を誓うメンバーら=2日夕、町役場仮庁舎

子育て世代包括支援センターで切れ目のない支援を誓うメンバーら=2日夕、町役場仮庁舎

切れ目ない支援構築へ

 竹富町は1日、子育て世代包括支援センターを開設し、運用を始めている。妊娠・出産・子育てに関するさまざまな相談に応じ、安心して妊娠期から子育て期までを過ごせるよう、切れ目ない支援を目指す。縦割りだった児童福祉分野と母子保健分野を横断的につなぎ、気軽に相談できるよう門戸を広げ支援体制を築いていく。

 母子保健法の改正で2017年4月からセンターを市区町村に設置することが努力義務とされ、「ニッポン一億総活躍プラン」では21年3月末までにセンターの全国展開が目標となっている。

 設置の背景には、妊娠期、子育て期の不安から起こり得る児童虐待の防止を強化する狙いがある。保健師らが専門知識を生かし、利用者の視点に立った妊娠・出産・子育てに関する支援のマネジメントを行うことが期待されている。

 町は、同センターに母子保健コーディネーターを1人配置し、各地区を担当する保健師5人もコーディネーターを兼務する。健康づくり課に属する栄養士もサポートする。運営費の2分の1は国庫補助を充て、これまで保護者が負担していた健診費の一部助成もある。

 センターのポイントは▽母子保健コーディネーターがさまざまな相談を聞き子育てを応援する▽妊娠期の不安や悩みの解決策を保健師が一緒に考える▽産後の育児に慣れるよう母子の体調や生活に関する相談を受け付ける▽安心して子育てできるよう状況に応じ支援プランを作り、妊婦とその家族に適した支援を行う―。

 黒島地区を担当する岸上奈実子保健師リーダーは「竹富町は移住したお母さんも多く、孤立しやすい環境がある。顔が見える関係を築き、安心して子育てできる場所を一緒に考え応援していきたい。健康づくり課、福祉支援課、教育委員会が連携して支援の幅を広げていく」と意気込みを語った。

 相談は各地区の担当保健師か役場内同センター(82-7519)まで。

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