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インフル ワクチン接種、きょうから

ワクチン接種開始時期

ワクチン接種開始時期

高齢者優先の診療所も コロナ同時流行に備え

 今冬の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、1日からインフルエンザワクチンの接種が全国で始まる。厚生労働省は、65歳以上の高齢者などに優先して接種する方針を示しているが、石垣市は年齢やハイリスク群に関わらず1日から一様に接種を可能とする。竹富町は県立八重山病院付属の4診療所で10月を65歳以上高齢者など、11月からその他の住民へ対象枠を広げる。町立の竹富と黒島両診療所は市と同様の対応をとる。与那国町は10月中旬から高齢者を対象に実施、11月上旬以降、全町民を対象とする。接種期間は来年2月末まで。

 厚労省が呼び掛ける優先接種の背景にはワクチンの供給量があり、新型コロナの影響でワクチンの接種希望者が増える見込みだ。八重山保健所によると、9月29日時点で今シーズンのワクチンは成人量に換算して6356万人分を供給する計画。昨シーズンの5650万人分に比べ約12%増産する。

 3市町は、予防接種法に基づく定期接種対象者の65歳以上、60〜64歳で心臓、じん臓、呼吸器、免疫機能などに障害がある人に対し、1回当たり自己負担1000円でワクチン接種できるよう公費助成している。

 このほか、竹富町は生後6カ月から15歳までの子どもへ接種費用を全額助成。市は満1歳から15歳について1回当たりの予防接種に1000円助成している。与那国町は子どもへ助成はしていない。

 2019年度定期接種者の状況は、市が対象1万8893人に対し、接種者は延べ5856人と接種率は30%。竹富町は982人に対し465人、同47%。与那国町は対象370人中168人が接種、同45%。

 需要過多によるワクチン不足が心配される一方で、八重山管内の医療機関は計画的に準備を進めている。八重山地区医師会の上原秀政会長は「会員の話では、ワクチン確保は例年通り行っているようだ。私の医院も従来のように300人分用意できそうだ」と話す。

 県立病院付属診療所では、適宜納入を行い計画的に確保する方針。竹富町立の2診療所は前年度の接種実績を踏まえ在庫を既に確保。与那国診療所も接種が始まる10月中旬をめどにそろえる。

 上原会長は「コロナとインフルが同時に流行すると

医療機関を逼迫(ひっぱく)させてしまう。症状も似ているため、インフルを発症しても重症化を防ぐ、あるいは症状自体を抑える意味でワクチンを接種し予防に努めてほしい。3密を避けるため診療所によっては電話で問い合わせて予約を入れることも大切」と呼び掛けた。

  • タグ: インフルエンザワクチン接種
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