八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

お隣は宮古島市の下地島空港が何だかきな臭く

 お隣は宮古島市の下地島空港が何だかきな臭くなっている。下地島といえば、コロナ禍が来るまで「宮古島バブル」を象徴する空間・リゾート地として全国に名を馳せた▼空港を管理する沖縄県が航空機による宇宙旅行を実現する「下地島宇宙港事業」を提案したPDエアロスペース社と空港利用を基本合意したばかり。宇宙旅行は飛行時間90分間、うち5分間の無重力体験ができる。価格は1人1500万円ほど▼一方、自民党の国防議員連盟が23日、菅内閣に対し下地島空港の自衛隊使用による尖閣諸島の有効支配強化を提言した。この唐突な提言は地元の強い反発を呼んでいる▼復帰直前の1971年、当時の屋良朝苗主席と佐藤内閣との間で交わされた自衛隊を含む軍事利用を認めない「屋良覚書」がある。復帰後も西銘知事が大平内閣と交わした「西銘確認書」がある。これらは国会でも取り上げられ、何度もその有効性が確認されている▼議員連盟の提言は、同空港が尖閣に近くF15の離発着が可能な滑走路があることから。さらに、南西諸島全体の空港・港湾の軍事利用を可能とする整備も求めている。これが何を意図するか、要注意である▼宇宙旅行なぞセレブな世界と縁なき身ながら、どうせならお隣はきな臭いより少しでも夢のあるほうがいい。(慶田盛伸)

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム