八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

与那国町長選挙 外間氏、勇退の意向

来夏見据え人選開始 後継・議長の前西原氏 野党・元町議の糸数氏 単独・元課長の池間氏

 【与那国】来年夏の与那国町長選挙に向け、人選が始まっている。現職4期目の外間守吉氏(70)=祖納=は今期で勇退する考えで、後継者として議長の前西原武三氏(66)=久部良=に打診していることが25日までに分かった。一方の野党側は元町議の糸数健一氏(67)=祖納=を擁立する方向で調整している。また、元町役場課長の池間龍一氏(69)=祖納=も出馬を決意。「外間氏は5期目も出るのでは」との声も根強く、候補者の顔ぶれは流動的な部分がある。

 現職の外間氏は取材に対し「4期で身を引く予定だ。いま、議長(前西原氏)に打診している」と明かす。勇退の理由について「5期目を期待する声もあるが、この年なのでやりたいこともある。家庭もかえりみたい」と説明。

 外間氏は社会党から自民党にくら替えして町長選で当選。同氏は「自民党公認として町長になったので、自民党に返さないといけない」と考えを述べた。年内に与党、島内の自民党幹部に意向を伝える予定。

 一方、前西原氏は町長選出馬について「まだ答えられない。議長の任期を全うしたい」と述べるにとどめた。

 町議会野党は与那原繁、與那覇英作、崎元俊男、杉本英貴の4氏が糸数氏の擁立を計画する。与那原氏は「勝てる人を出さないといけないので糸数さんに決めた。現町政の偏った行政運営に不満がある」と強調。年明けにも後援会を発足する予定という。

 糸数氏は取材に対し「選挙はまだ先だ。私の口から言うことはない」と明言しなかった。

 また、野党の田里千代基氏は、現時点で糸数氏を支持していない。複数の関係者によると田里氏は、自身も町長選に出馬する意欲があり「様子見」とされている。

 元町役場総務財政課長の池間氏は既に出馬の意思を固め、「今の長期政権をなんとかしようと思った。第3の勢力として受け皿になりたい」と決意。外間氏が出馬しない場合でも「外間政権が引き継がれるのなら阻止したい」と述べた。革新票を積みたい考え。 

 前回町長選は2017年8月1日告示、6日に投開票され外間氏609票、糸数氏581票で外間氏が4選を果たした。

 外間氏の任期は21年8月27日までで、任期満了までに町長選が行われる。町選挙管理委員会によると、9月1日時点の有権者数は1371人で男性773人、女性598人。

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム