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動物愛護週間 猫もごみも捨てないで

石垣島しっぽの会の清掃活動に参加し、南ぬ浜町の緑地公園をボランティア清掃する市民=22日午前、同所

石垣島しっぽの会の清掃活動に参加し、南ぬ浜町の緑地公園をボランティア清掃する市民=22日午前、同所

南ぬ浜町緑地公園 置き餌に不法投棄…

 20日に始まった動物愛護週間にちなみ、石垣島しっぽの会(犬戸あい代表)は22日午前、捨て猫やごみの不法投棄が後を絶たない南ぬ浜町の緑地公園で清掃活動を行った。雑木林や不法投棄された廃車から粗大ごみや生ごみ、酒瓶などを大量に回収。同会は公園の衛生悪化を憂慮し、「第一に猫を捨てないで。そして公園にごみを捨てないで。置き餌はやめて」と訴えている。

 しっぽの会は人間と動物の共生可能な社会を目指し、月に1回の犬猫譲渡会を開催。不定期に同公園の清掃も行っており、同日は会の呼びかけでボランティア22人が集まった。

 雑木林の奥には、ポリタンクなどサイズの大きなごみを隠すように捨てられているのが確認され、ガスコンロなど危険物も放置されるありさま。橋の下では、不法投棄された廃車がごみ箱と化していた。廃車には酒瓶や生ごみ、家具などがぎゅうぎゅう詰め。ボランティアがごみの山をかき分けると、ゴキブリの大群が湧き出る始末だった。

 さらにトイレ前の腰掛けにはキャットフードや残飯が放置されていた。自身もペットを飼っているという登野城の女性(54)は「こんなごみの中で暮らすのはかわいそう。猫もごみも捨てないでほしい」と嘆いた。

 置き餌やごみにはカラスや虫が集まり、不衛生をさらに悪化させる。同会の早川始さん(50)は「人間が利用できない公園になってしまう。こうなっては猫に餌をあげている人も市民から反感を持たれるだろう。残った餌を置き去りにしないで片付けてほしい」と節度ある行動を求めた。

 石垣市は犬猫の無秩序な繁殖を抑えるため不妊、去勢手術費の補助事業を実施しており、八重山保健所も野良猫を去勢し指定エリアの地域猫とする「TNR」などを行っているが、同会によると現在も同公園には時折猫が捨てられており、現在は約40匹が生息しているという。

 早川さんは「餌もない、雨風もしのげない、そんな場所に猫を捨てる市民の意識を変えたい。そのためにも清掃活動を定期的に行いたい」と話した。

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