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竹富町 鳩間島に光回線整備へ

鳩間地域情報通信基盤整備推進事業(構成イメージ)

鳩間地域情報通信基盤整備推進事業(構成イメージ)

船浮、次年度で計画

 鳩間島にインターネットの光ファイバー通信回線(光ケーブル)を整備する計画が進んでいる。竹富町は、沖縄電力の海底送電線更新工事に合わせ、既に西表島へ開通している光ケーブルを鳩間島まで通す。高速大容量通信が可能となるインターネット接続サービスを供給し、医療福祉や教育の発展、産業振興を促進させる。9月定例議会(新田長男議長)に設計・工事の委託契約議案を上程しており、陸域の工事は早くて今年の12月末ごろを見込む。船浮は次年度に計画する。

 光ケーブルは鳩間地域情報通信基盤整備推進事業で整備する。総延長は12・3㌔。町が整備するのは陸域部分の5・7㌔(西表区間100㍍、鳩間区間5・6㌔)。沖電は西表−鳩間間6・6㌔の海底送電線を敷設する。

 光ケーブルは、西表島中野わいわいホールの施設を一部活用して設置する局舎から延ばすため、送電管の中に予備を含め光回線の4心ケーブルを通す。

 沖縄振興予算「沖縄小規模離島生活基盤整備推進事業」を活用する。国の10割補助。町は、沖縄通信ネットワーク=那覇市=と委託契約を締結するため、契約額9275万円の議案を議会に上程中だ。

 町内の各島では、県超高速ブロードバンド環境整備促進事業で通信環境を整えてきたが、鳩間島と西表島船浮地区は事業対象外だった。鳩間では現在、西表島住吉地区にある既存の基地局から無線LAN機能で回線を結ぶが、天候の影響を受けやすくネットを使用した情報発信、情報交換に支障が出るなど通信環境に地域間格差があった。今回の事業でこれを解消する。

 鳩間の世帯数は8月末時点で49世帯。基幹・支線ケーブルを通し各家庭へ引き込める環境をつくる。船浮については次年度に予算を計上し、白浜−内離−船浮の経路で整備を計画している。

 これにより、町内では実質的に新城(上地・下地島)を除いた有人島で超高速ブロードバンド環境を整えることになる。新城は学校などの公共施設がないため事業枠から漏れた。町は今後の課題としている。

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