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最優秀賞に黒島まち子さん(石垣) 優秀賞は松原さん(宮良)、前津さん(大浜)

黒島まち子さん

黒島まち子さん

審査員の前でとぅばらーまを切々と歌い上げる男性=20日午後、石垣市民会館中ホール

とぅばらーま大会作詞の部

 2020年度とぅばらーま大会作詞の部の審査結果が20日、発表され、黒島まち子さん(72)=石垣市川平出身、字石垣在住=の作品が一般の部の最優秀賞に輝いた。このほか、優秀賞に2人、佳作に2人、中学生の部の特別賞に4人が入賞した。9月29日に新栄公園で開かれる同大会では歌唱の部の歴代最優秀賞受賞者らが作詞の部の入賞者の作品を歌う。

 黒島さんの歌詞は、不屈の気持ちで波乱を乗り越えてきた人生を歌ったもの。かつて八重山で気合を入れる際に使われた掛け声の島言葉「んつぁやーでぃ」でみなぎる気力を表現している。

 とぅばらーまが大好きで、日頃から思いついた歌詞を書き留めているという黒島さん。知的ハンディを持つ長男をはじめ子ども4人を育てながら八重山特別支援学校で30年以上働き、退職後はみそ作りに励む自身の歩みを振り返り「どんな人にもそれぞれに苦しいこと、うれしいことがあり、人生はその繰り返しだと思う。苦しい時もこれが与えられた試練だと思い、意地で乗り越えてきた。これから先も何があろうと頑張ろうと思う」と歌に込めた気持ちを語った。

 岡山稔審査委員長は「スマムニの妙味がみなぎっており、熱唱が期待できる。今までにないタイプの表現。異彩を放っている。今日も奮闘しているだろう作者の姿が浮かぶ」と絶賛。他審査委員も「祖父、祖母の代が生活の中で使っていただろう言葉を見事に使っている」と評価した。

 例年佳作は1人とされるが、ことしは全体的にレベルが高かったことから、特例として2人が受賞した。

 ことしは一般の部に24人45点、中学生の部に322人408点の応募があった。岡山審査委員長は「ヤーグマイが多かったからか、自身の内面に深く向き合う作品が多かった」と講評。中学生の作品に関し「学校によりレベルの差が大きい。調べ学習をする、地域の人の力を借りるなど、方策を練る必要がある」と指摘した。

 ほかの受賞者は次の通り。

 ▽優秀賞=松原秀吉、前津伸弥▽佳作=田本佳信、添石邦男▽特別賞=今村舞美(石垣第二)、仲宗根佳子(白保)、石垣秋果(崎枝)、立津晴歌(同)

 

■歌唱の部 本選出場者が決定 中学生から80代まで16人

 2020年度とぅばらーま大会歌唱の部の予選が20日午後、石垣市民会館中ホールで行われ、本選出場者が決定した。予選通過者に昨年度北部とぅばらーま大会最優秀賞受賞者を加えた中学3年生から82歳の16人が29日、新栄公園で行われる本選で歌声を競う。

 審査には県内外から28人が応募。24人が審査員の前で生歌を響かせ、4人が音声テープを提出。新城浩健審査委員長など審査員7人が歌唱力や情感、方言の発音などを審査した。

 歌唱の部出場者は次の通り(本選の歌唱順)。

 ▽山田健太(登野城)、呉屋則行(大浜)、大城悠(与那国出身、南風原町在)、友利宇宙(登野城)、伊良部愛(同)、東川平成人(同)、嵩本安意(新川)、伊良皆貴士(同)、石垣文男(那覇市在)、宮良あゆみ(石垣)、平良昌裕(西表上原)、山田たかね(宜野湾市)、登野城吉明(大浜)、宮根帆音(登野城)、東嘉弥真和武(宮良)、與那覇有羽(与那国)

とぅばらーま作詞入賞作品

※pdfファイルが別ウィンドウで開きます。

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