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連休中の事故に注意を

カンムリワシ、ヤマネコ交通事故件数

カンムリワシ、ヤマネコ交通事故件数

野生動物など飛び出し 西表両自然保護官事務所

 4連休に入り交通量の増加が予想されることから、石垣、西表両自然保護官事務所ではカンムリワシやイリオモテヤマネコなど野生動物との交通事故に注意を喚起している。この時期、カンムリワシは巣立ちを迎え親の縄張りを追い出された幼鳥が新たなすみかを求めて移動し、イリオモテヤマネコは子連れで道路に現れることから、事故に遭うケースが例年増える傾向に。「急な飛び出しがあっても安全に事故が避けられるよう制限速度を守って」と呼び掛けている

 カンムリワシは毎年、石垣島と西表島で合わせて7〜18件事故に遭っており、ことしは9月16日までに石垣島で4羽、西表島で2羽が輪禍に遭い、そのうち4羽が死んでいる。

 環境省の調査によると、カンムリワシの生息数は両島合わせて200羽ほどとされている。秋から来年の春先までは特に事故が多いことから、石垣自然保護官事務所では「旅行者減少の影響で通行車両が減っている可能性があるが、交通事故は発生し続けている。引き続き人にも生き物にも優しい運転を」と促す。

 一方、イリオモテヤマネコの事故死は2019年11月以来起こっていない。西表自然保護官事務所によると、新型コロナの影響で観光客の減少と島民の外出自粛ムードの高まりから、レンタカーや自家用車の交通量が減ったことが要因になっている可能性があるという。

 しかし、県の緊急事態宣言が今月5日に解除され、10月からは政府の観光支援事業「GoToトラベル」で東京が対象となることから、今後、観光客増が見込まれる。経済活動の回復に合わせて地元も含めた西表島の車の行き来が増えることが予想されている。

 イリオモテヤマネコの生息数がわずか100頭程度。死因は交通死が最も多い。これまで道路脇の草刈りや出没地点への看板設置、運転注意マップの作製など、さまざまな事故防止対策をとっている。

  • タグ: 野生動物事故
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