尖閣上陸決議可決へ きょう市議会最終本会議
- 2020年09月18日
- 政治・行政
石垣市議会与党は18日の9月定例会最終本会議で、尖閣諸島への上陸調査活動と気象・海象観測拠点などを求める意見書と上陸調査決議の議員提出議案を提出する。17日の議会運営委員会で上程が決まった。本会でも可決される見通しだ。
尖閣諸島周辺海域での漁船の安全操業に資する各施設整備に向けた現地の調査・視察に国の支援を求めるため。意見書で気象・海観測拠点、灯台、無線中継施設、船だまりなどの整備を求める。
議運に提出された案には「市議会は、石垣市行政当局、市議会が一体となって尖閣諸島に上陸し…」とあったため、野党側が「行政と議会を分けるべきだ」として「石垣市行政当局」の文言の削除を提案、受け入れられた。このため野党の多数も賛成する見通しだ。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 尖閣上空視察の実現を ゴルフ場で県に協力要請 2021/03/16
- 主権展示館 「尖閣諸島と日本人」 2021/01/15
- 尖閣諸島情報発信へ 石垣市ふるさと納税を活用 2020/12/03
- 尖閣上陸決議・意見書を可決 石垣市議会 2020/09/19
- 石垣市議会 図書サービス充実強化へ 2020/09/18
- プレミアム商品券 賛成少数で否決 石垣市議会 2020/08/14
- 「字登野城尖閣」変更を可決 真っ向対立も与党賛成多数 2020/06/23
- 尖閣字名変更 効率化目的「急ぐ必要ない」 2020/06/19
- 航空貨物便への支援を 石垣市議会 2020/05/16
- 野党から市長不信任決議 「独善的政治手法」と批判 2020/03/17