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島に初めての自動車 友利国男さん(83)=竹富島=

61年前と同じポーズをとる友利さん。写真には島内初となる自動車ダイハツ・ハイゼットと若かりし友利さんが写る=15日午後、竹富

61年前と同じポーズをとる友利さん。写真には島内初となる自動車ダイハツ・ハイゼットと若かりし友利さんが写る=15日午後、竹富

 61年前、竹富島に初めて自動車を持ち込んだ。現在も無事故無違反の現役ドライバーだ。「模範となるよう」今日も安全運転で島を巡る。

 竹富中学校を卒業後、島内初の有線放送「親子ラジオ」をスタート。その後、半年以上かけてフクギの電柱に電線を張り巡らせ島に初めて電気を普及させた。

 それと並行して島民や生活物資、旅客を車で運ぶ運送事業を確立。他にも種子取祭に舞台照明や音響設備を取り入れるなど島の近代化に大きく貢献してきた。

 車が走った時、電気が通った時の島民の喜びの声や驚きの表情が忘れられない。リビングには感謝状がずらりと並ぶ。「自分ながら島のためによくやってきた」と誇らしげ。故郷への思いは人一倍だ。

 妻・民さんと2男3女、孫15人、ひ孫12人と多くの家族に囲まれる。元気の秘訣(ひけつ)は「昼も夜もたくさん働くこと」。若い頃は寝る暇もないほど忙しかったが「島の行事には必ず参加した。楽しみを持ち続けることだね」と笑う。

 愛車で今日も牧場へ。餌やりがてらグラウンド・ゴルフの練習に励む。「早くみんなで勝負したい」と身内との再会を待ち望んでいる。

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