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検体採取施設整備へ 竹富島、黒島の町立診療所

竹富町は竹富診療所の敷地内に、新型コロナウイルスの疑い者を診察するため、コンテナ設置を計画(資料写真)

竹富町は竹富診療所の敷地内に、新型コロナウイルスの疑い者を診察するため、コンテナ設置を計画(資料写真)

竹富町は黒島診療所の敷地内に、新型コロナウイルスの疑い者を診察するため、コンテナ設置を計画(資料写真)

竹富町議会 新型コロナ対策関連

 竹富町議会(新田長男議長)9月定例会が15日午後、開会した。新型コロナウイルス感染対策関連費を含む3億868万円を増額し、総額105億8447万円とする2020年度一般会計補正予算案(第5号)が上程された。当局は、町内の医療体制を強化するため、町立診療所(竹富、黒島)2施設の敷地内に診察とPCR検体採取が可能なコンテナハウス整備を計画、関連予算として7676万円を計上している。

 町内では、8月に西表島で新型コロナ感染者18人が発生。現在、感染疑い者は電話問診後に民間船で石垣島へ運び抗原、PCR検査につなげている。発熱やせきなど、新型コロナに類似する症状の人は医療従事者への二次感染を防ぐ観点から、診療所内で診察が受けられない。

 一方、同課には島内で検査体制の整備を求める声も寄せられている。町は石垣島に渡り、PCR検査結果が判明するまで町が用意した施設に待機する負担を考慮し、検体採取センターのような役割を担う施設を新たに設置する方針。

 施設の設置により、感染疑い者と一般外来患者を区分し、感染リスクの軽減を図る。疑い者専用のコンテナで診療所医師が診察し、必要であれば抗原検査、PCR検体採取を実施したい考え。

 結果判明まで、住民は自宅待機、観光客などは宿泊施設待機を検討している。今後、町立診療所の医師と協議し運用方法を定める。

 町内にある県立の付属診療所4カ所は、医療従事者への二次感染防止のため検体採取や検査は行わず、これまで通り疑い者を民間船で石垣島に送り検査へつなげる対応を取る。

 7676万円には、各地区で疑い者を搬送する専用車両の購入費も盛り込まれている。対象地区は、竹富、黒島、小浜、波照間、本庁で各1台ずつ、西表は東部と西部で2台配置を予定。

 補正予算案の歳入には、新型コロナ対応地方創生臨時交付金(第2次)1億8240万円も計上されている。

 このほか、竹富島の浄化センター電気設備等の改築更新工事費(工事・施工監理)1億2176万円、小浜島細崎地区防災拠点施設新築工事費1億3640万円(建築)と5109万円(設備)、竹富町小中学校ネットワーク環境整備工事費7425万円、西表東部公園整備工事(2工区)8283万円のそれぞれ工事請負(委託)契約に関する議案など27議案、19年度決算認定7件、町農業委員会委員選任の同意案も上程された。

 会期は25日までの11日間。16〜18日は常任委員会による決算審査、23〜24日は議案審議、25日に最終本会議。一般質問は首長、町議選直後の定例議会のため慣例通り行わない。

  • タグ: 新型コロナウイルス感染対策
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