二中が八重山中学新で優勝 10年ぶり記録更新県代表として全国大会へ
- 2020年09月15日
- スポーツ
【沖縄】第75回国民体育大会陸上競技選考会(沖縄陸上競技協会主催)が13日、タピック県総ひやごんスタジアムで開催され、中学男子の4×100㍍リレーで石垣第二中(大濵凌空・櫛引琉星・上地星矢・平良勇翔)が44秒09の八重山中学新記録で優勝を飾った。石垣第二は10月16日から神奈川の日産スタジアムで開催される全国中学生陸上競技大会2020(日本陸上競技連盟主催)へ沖縄県代表として出場する。
石垣第二は予選レースでこれまでのベストを更新する44秒51をマークし1位通過。決勝では前半に強いあげな中にリードされるも、1走の大濵、2走の櫛引が食らいつき、3走の上地が差を縮め、アンカーの平良へ。「完璧なバトンパス」(上地)で一気に加速した平良が50㍍付近であげな中を抜き去りそのままゴール。44秒09で優勝すると同時に、大浜中が保持していた八重山記録44秒68を10年ぶりに塗り替える快挙を成し遂げた。
櫛引は「想像以上にタイムが縮まったので驚いた。少し力みもあったが、前のあげな中の走者について離れなかったのは大きい」とレースを振り返り、上地は「いい走りができた。全国に向け後半の伸びをもう少し上げていきたい。一つ一つを全力で頑張る」とさらなら成長を誓った。
全国の舞台で43秒台中盤のタイムを出せば初の決勝進出が見えてくる。大濵は「これだけ速いメンバーがそろうのはなかなかない。最後なのでバトンミスがないようにしたい」、平良は「43秒台はいけるなと感じている。全国大会に向けモチベーションを合わせ練習に取り組み、悔いのない走りをしたい」と意気込んだ。
陸上部顧問の南慎太郎教諭は「実力を持っているので(記録更新は)いけると思っていたがまさか44秒0台が出るとは。想像以上」と舌をまき、「43秒台半ばの可能性は十分。チャンスをものにしてほしい」と4人に期待を寄せた。
全国大会には八重山から男子4×100㍍リレーの石垣第二のほか、女子走り高跳びで石垣中の比嘉桃花が出場する予定。
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