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開南集落近くにゲートか 利用計画図で判明

施設利用計画図を手にゲートとみられる場所を確認する連絡会のメンバーと住民ら=7日午後、開南集落

施設利用計画図を手にゲートとみられる場所を確認する連絡会のメンバーと住民ら=7日午後、開南集落

陸自駐屯地 「説明ないのか」住民、猛反発

 石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画をめぐり、駐屯地内から開南集落前の県道87号線に接続する道路が予定されていることが7日分かった。石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会のメンバーが情報公開請求で入手した施設利用計画図(施設配置)で判明した。図面によると、県道との接続カ所はゲートとみられる。開南集落の端からわずか十数㍍先で、車両の出入りで住民生活に影響が出るおそれがある。住民側は「何の説明もなく変更するのか」と猛反発している。 

 同計画図は、沖縄防衛局がことし7月3日付で提出した「伐採及び伐採後の造林の届け書」に添付されたもの。市は同6日に受理していた。連絡会は7月10日付で、6月27日から7月10日までの間の資料一切を請求、8月21日付で情報開示を受けた。

 防衛局が2019年2月13日の住民説明会で配布した施設整備の概要では、グランドは集落と県道から離れた西側にあり、道路もグランド西側にあったが、施設利用計画図ではグランドも道路も東側の開南集落と県道側に隣接する場所に寄っている。この道路の出入り口が県道側に設けられる形になっている。

 連絡会は同日、開南公民館で声明を発表し、「住民の合意もなく進められている」と抗議。「グランドは、ヘリによる輸送に使用されることを防衛省が住民説明会で認めている。ゲートは、大型のミサイル発射機車両、弾薬運搬車など軍用車両の出入りへの利用が予想される」と指摘した。

 開南公民館の小林丙次館長は「図面を見て初めて進入路の存在を知った。防衛局は住民のことなど全く考えていない。防衛という大義名分のもと、変更しても何の説明もない。住民は請求して初めて知ることできるのか。市も市民を何と思っているのか。市は知った時点で報告するべきではないか」と抗議。

 駐屯地内のグランドと道路の隣接地に住む当銘耕一さん(44)は「隣に住んでいるのに何も言って来ない。何の責任もないのか。市は陸自配備について国の専権事項というが、どこの国の話なのか。市にも説明する責任はないのか」と不満をあらわにした。

  • タグ: 陸上自衛隊配備計画開南集落
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