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与那国町 食育センター、基本計画案策定

食育センター地図

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食育センター基本方針案要旨

給食提供、幼保も想定

 与那国町はこのほど、老朽化している町立学校給食共同調理場と与那国町保健センターの高齢者給食施設を集約して給食を提供する総合食育センター整備事業の基本計画案を策定した。新センターの給食供給体制は1日当たり最大350食以上とし、幼稚園や保育所への給食提供も想定する。2023年9月の供用開始を目指す。

 総合食育センターは、学校給食、高齢者用給食調理のほか、食育機能がある複合型施設として整備する。メリットに▽食材一括購入による経費削減▽食育の取り込み▽衛生、施設維持管理の確実性ーなどが挙げられている。建設地は旧祖納保育所。

 既存の町給食調理場は1982年建設で築38年と老朽化。耐震診断や耐力度調査で不適合とされているほか、検収室や保管室などと調理室の区分がなく、衛生上の問題があった。配食の対象は2020年4月現在、児童生徒と職員で小学校166食、中学校2校75食。調理場職員7人分を含めると配食は計248食となる。

 高齢者用給食施設となっている保健センターでは、1日の月平均最大で昼食55食、夕食20食を手掛ける。配食利用者は祖納・久部良・比川3集落で30人おり、ケアセンターとデイサービスを含めると最大61人が給食を利用する。

 今後整備する新センターでは幼稚園(3園)、保育所(2園)も学校給食の対象とすることが可能。将来的な提供開始を見据えて▽幼稚園へ給食提供可能な規模の厨房(ちゅうぼう)機器設置▽配送・配膳方法▽献立の検討ーが必要としている。

 町総務課は幼稚園と保育所の給食提供の実施有無について「教育委員会や別の決定機関が決めること」としている。幼稚園、保育所に給食を提供する場合、小中学校や高齢者用の給食を含めると1日当たりの配食は約350食になる。

 新センター建設費は国の補助金を活用する予定で、防衛省や内閣府と調整中。来年3月の新年度予算案での上程を目指す。

 今後のスケジュールは▽21年度・実施設計策定▽22年度・旧祖納保育所解体と新センター着工▽23年度9月・新センター供用開始ーとなる。建設地となる共同調理場跡地は駐車場スペースとし、災害時には緊急時の炊き出し場所として利用する予定。

  • タグ: 与那国町食育センター
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