八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

ツアー客が見込めない

9月中の臨時休業を決めた石垣島ドリーム観光。10月から営業を再開する=4日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル

9月中の臨時休業を決めた石垣島ドリーム観光。10月から営業を再開する=4日午後、ユーグレナ石垣港離島ターミナル

新型コロナ 船やバス、相次ぐ運休

 新型コロナウイルス第2波が八重山の観光ツアーに影響を与えており、関連事業所は臨時休業や運休の継続を余儀なくされている。竹富町の島々を巡る離島ツアーを展開する船会社は、コロナ禍でツアー客が見込めず9月から臨時休業に。4月から定期観光バスを運休しているバス会社も運行中止を継続、再開のめどは立っていない。

 石垣島ドリーム観光㈱は9月1日~同月30日までの1カ月間、船での周遊ツアーを中止している。同社は4月に臨時休業し7月18日に再開したものの、県の緊急事態宣言再発令や西表島での感染拡大を受け、キャンセルの嵐となった。

 9月に修学旅行で来島を予定していた2校は、来年への延期と中止が決定。ツアー予約全体だと6割がキャンセルに。その結果、利用者ゼロの日が約10日間に上った。利用者は多くても1日5組ほどとなったため、予約者に「お断り」の連絡を入れ事業所のシャッターを下ろした。

 山田豊営業部長は「ここまで(客数が)落ちるとは思わなかった。10月以降の下期は団体客が増えるので、多くの団体客に来ていただきたい」と願う。同社は10月から営業再開する。

 東運輸㈱は4月に定期観光バスを中止して以降、再開のめどが立っていない。当初、国のGo Toトラベルキャンペーン開始に合わせ、8月1日の再開を計画していたが、全国的な新型コロナの第2波発生で運休を延長。

 中止となっている定期観光バスは、川平湾などを巡る石垣島一周と半周コースの2種類で、川平湾観光や周辺地域で飲食を楽しむ内容。県外客から利用の問い合わせもあるが、観光客由来の感染を防ぐため運休を続けている。

 日笠利昭総務課長は観光バス再開について「緊急事態宣言が出ていたら無理。全国の感染者が明らかな減少傾向になってからだろう」と話す。

 10月から本格化する旅行社の募集ツアーも参加者数が芳しくないようで「40人ツアーで参加は10~15人ほど。最小催行人員に達せず中止になることもあるのでは」と懸念した。

  • タグ: 八重山観光
  • ※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。

    ページ移動

    キーワード検索フォーム