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 きょうは旧盆中の日。例年なら親戚宅などを訪問し、旧交を温めるとともにゆかりある人々をしのぶ日ながら、今年は「自粛お盆」。アンガマなき「特別な夏」が往く▼新型コロナは世界を変えた。島々でも冠婚葬祭すべてのあり方が変わった。若い2人の人生の門出を祝福する結婚披露宴がない。葬送では参列者がとどまることなく流れるように斎場を後にする▼何より地域の伝統祭祀がすべて縮小となった。ハーリーに豊年祭、そして旧盆行事のアンガマや獅子舞、エイサー、ムシャーマも。種子取祭も神事のみの規模縮小となる。いったいいつまで続くのか、誰にも見通せない。秋、冬に第3波が来るのか▼WHOのテドロス事務局長は、先般の記者会見で「コロナ感染を2年未満で終わらせるという希望を持っている」と発表した。ならば、来年の東京オリンピック・パラリンピックの開催は不可能ではないか▼それにしても、と思う。「特別な夏」と触れ込み、盆の帰省自粛を呼び掛けながら、経済回復の「Go To」を止めない政策のちぐはぐさ。そもそも「Go To」なかりせば、美崎町のキャバクラクラスターも西表島のBBQクラスターもなかったはず▼中央が地方を混乱させたうえ、歴代最長を誇る1強政権も自ら吹っ飛んでしまった「特別な夏」が終わる。(慶田盛伸)

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