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高卒求人数が8割減 新型コロナで大打撃

高卒求人を探す八重山農林高校の3年生ら=18日午後、同校進路指導室

高卒求人を探す八重山農林高校の3年生ら=18日午後、同校進路指導室

進路に影響及ぼす

 新型コロナウイルスの影響で郡内の高校生を対象にした今年度の学卒求人(高卒求人)数は、昨年7月末時点の84人分から約8割減の19人分となっていることが八重山公共職業安定所への取材で分かった。郡内就職を希望する生徒が頭を抱えており、安定所も「若者の島離れに拍車がかかるのでは」と危惧。地元でのマッチングを増やそうと、独自に生徒の希望業種を調査した上で地元事業所に高卒求人を働きかけていく考えだ。

 安定所によると、ことし7月末時点で郡内の事業所が出している高卒求人19人に対し、郡内就職を希望・検討している高校3年生は38人で倍率は0・5倍。特に昨年38人分あったホテル関係の求人がゼロとなっており、観光関係の求人は壊滅的という。昨年度は最終的に26人が郡内で就職した。

 安定所は現在、各校の進路指導部を通して生徒の希望業種の把握に努めており、生徒の回答を踏まえた上で該当する企業に直接、高卒求人を検討するようアプローチしていく。

 郡外希望組にも影響はある。郡外に就職口を探す場合、通常なら企業の見学や面接で複数回、現地に足を運ぶ必要があるが、コロナ感染拡大の現況では帰島後一週間の出席停止措置を余儀なくされるため、例年通りのスケジュールでの就職活動が困難な状況にある。

 学校の進路指導部は、生徒の負担を減らすため、企業見学と面接を1度に抱き合わせて実施するよう要請するなど企業側に働きかけている。

 ことしは新型コロナウイルスの影響で春に全国的な休校があったため、厚生労働省は企業の選考開始日を当初の9月16日から1カ月遅らせ10月16日にしている。

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