八重高野球部を激励 地元企業が寄付金など支援
内間主将へ寄付金を手渡す㈱りゅうせき八重山支店の平良満統括支店長(左)ら=7日午後、八重高グラウンド

車エビ25㌔を贈呈した㈲石垣エビ養殖の上地みか代表取締役(右)と上地悠利也選手の母・小百合さん=5日、石垣市内(提供)
2020沖縄県高校野球夏季大会で優勝を飾った八重山高校野球部へ地元企業から寄付金などの支援が寄せられている。
㈱りゅうせき(當銘春夫代表取締役社長)は7日午後、同校グラウンドを訪れ、寄付金5万円を贈呈した。
同社八重山支店に多くの八重高OBが所属していることなどから寄付を決めた。同日も平良満統括支店長のほか45期生の大舛範真(45)さんと63期生の上地洋輔さんが訪れ、後輩の活躍を祝った。平良支店長は「リベンジを果たし、有終の美を飾ってくれた。少ない額ではあるが必要なものに使ってほしい。これからも頑張って」とエールを送った。
㈲八満自動車の謝花るみ子代表取締役社長も同日午後、同校グラウンドで金一封を手渡した。
謝花社長は「決勝を見て感動していた。地元の子どもたちの活躍はうれしい。喜びと感動を与えてくれてありがとう」と感謝した。
㈲石垣エビ養殖(上地源光代表取締役)は車エビ25㌔を贈呈。上地悠利也選手の母・小百合さんの職場であることや、上地みか代表取締役が指導する石垣第二中女子バレー部に妹・鈴梨さんが所属しているつながりから、労をねぎらおうと贈呈を決意した。
上地代表は「地元の子どもたちだけで沖縄一になるのは簡単なことじゃない。相当な努力があったと思う。勇気をもらったので二中のバレー部にもつないでいきたい」と語った。
内間敬太郎主将は「大会が終わった中でもこうして支えてもらっている。当たり前ではないし、感謝してもしきれない」とお礼を述べ、「(お金は)大会までサポートしてくれた後輩たちの道具など大切に使わせていただく」と語った。
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