今年は、生り物の出来がいい。ことに我が家…
- 2020年08月09日
- 不連続線
今年は、生り物の出来がいい。ことに我が家のバナナは豊作。実をつけた樹が10本余。旧盆にお供えできそうな実も2本ある。朝のラジオ体操ついでに見回り収穫が重なったら困るなあとたぬきの皮算用▼先日、正月からぬれ縁に出しっぱなしにしてあった凧(たこ)と材料を早朝から片付け始めたら家人の声「珍しい、台風が来るんじゃない」▼本当に来た。天気予報では熱低から変わった台風が明日の未明にかけて八重山を通過するとの由▼「ねれ縁のあなたの宝もの(凧)は家族には粗大ごみも同然でいつになったら片付くのかと心待ちにしていた。台風予報できれいになったのは素晴らしい。おかげで庭の眺めも改善された。サンゴの白化防止や島々の干ばつ解消、わが家の美化のためにも台風接近は大歓迎」と娘に同意を求めている▼「その気持ちは分かるけど、家の中を散らかされるよりは、乱雑に見えても屋外のぬれ縁を提供した方が家族のためにはいいと思うのだが」と返したら、「それは整理整頓上手が言うこと。あなたの片づけは右から左へ、見えないように(倉庫)隠すだけなので話にならない。反省もない」とにべなし▼翌朝、バナナが折れ、ほとんど廃棄したことを報告したら「近年、沖縄の近海で発生、急接近する台風は考えもんね」。(仲間清隆)
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社八重山毎日新聞は一切の責任を負いません。
関連するニュース
- 関連するニュースはありません。