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23年度に平久保まで送水 完了28年度に延長へ

国営かんがい排水事業石垣島地区は平久保までの送水路延伸に向けて、今年度は大浦川地区送水路の設計等に取り組む=(同事業所提供画像を一部加工)

国営かんがい排水事業石垣島地区は平久保までの送水路延伸に向けて、今年度は大浦川地区送水路の設計等に取り組む=(同事業所提供画像を一部加工)

4月に運用開始した底原ダム南側の太陽光発電施設=(沖縄総合事務局石垣島農業水利事業所提供)

国営土地改良事業

 2014年度から石垣島国営土地改良事業を実施している沖縄総合事務局石垣島農業水利事業所は、2020年度までに大里・星野地区への通水、23年度までに平久保地域への送水が可能となるよう整備を進めている。工事工程を精査した結果、事業完了予定を25年度から28年度に延長した。底原ダム堤体南側に整備した太陽光発電施設は4月から運用を開始している。14日、市健康福祉センターで開かれた石垣島国営土地改良事業推進協議会(会長・中山義隆市長)の総会で報告した。

 国営事業は、北西部の水源未整備地域に農業用水を供給するため、底原ダムと真栄里ダムの農業用水を名蔵ダムと大浦ダムに補給する「ダム間送水」を行うのが特徴。名蔵3号幹線水路は今年度中に川平公園東の交差点まで伸ばす。北部地域へ延伸中の送水路は、大浦川地区の設計に向け取り組んでいる。ほかに老朽化したパイプラインや部品を取り換える改修を実施中だ。55㌔㍍を実施中。

 総事業費は281億円で、20年度は25億5000万円。これまでに投入した費用は今年度分を含め118億9300万円になる見通しだ。今年度は、前年度に引き続き老朽化したパイプラインの更新工事として平喜名左岸と右岸の送水路、二叉送水の工事を実施する。平久保送水路、名蔵3号幹線水路の延伸工事も進めている。  

 ほ場の区画整理や末端の用水路などについては関連事業の県営、市営の両事業で行う。20年度では県営7地区352.2㌶、市営5地区74・5㌶の計426.7ヘクタールでかんがい施設などを整備する。事業費は計106億円余りを予定する。

 総会では国へ送付する要請書を確認。例年は中山市長ら役員が関係省庁を訪ねて予算確保を要請するが、今年度は新型コロナウイルスの影響で書類送付のみとする。「どのような事業を行っているのか、農家に丁寧に説明することが必要」と指摘する声もあった。

  • タグ: 石垣島国営土地改良事業石垣島農業水利事業所
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