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「健康観察システム」運用へ

竹富町が11日から運用を開始した1週間健康観察システムのQRコード。読み込んで登録する(竹富町ホームページより)

竹富町が11日から運用を開始した1週間健康観察システムのQRコード。読み込んで登録する(竹富町ホームページより)

竹富町が入島者対象 コロナ感染防止、経路把握

 竹富町は各島を訪れる観光客などの入島者を対象に新型コロナウイルス感染防止、感染経路把握のため「1週間健康観察システム」の運用を11日から始めた。観光客らに石垣港離島ターミナル内の船舶会社窓口にあるQRコードをスマートフォンなどで読み込んでもらいシステムを登録。入島(登録)から1週間、1日1回健康状態を確認するアンケートをショートメールで送り、回答してもらう。そこで感染疑いの症状があれば電話で追加質問し、医療機関につなげることも出てくる。情報は行政機関で共有し濃厚接触者の特定につなげ感染拡大を防ぐ。

 健康観察システムの登録手順は①QRコードをスマホやタブレットのカメラで読み込む②電話番号入力③プライバシーポリシーへの同意④ショートメールに届いた確認コードを入力⑤登録完了|。

 疫学的調査のため収集データは、電話番号、居住している住所、アンケート回答結果のみ。電話番号はシステムへのログイン、ショートメッセージサービスの送信先や行政機関からの連絡先として利用する。実際の運用はシステムを開発した民間事業者に委託して行う。

 町内の県立・町立診療所には、医師と看護師1人ずつしかおらず、県立八重山病院が導入しているPCR検査装置、抗原検査キットもない。加えて、医師が二次感染のリスクを負わないよう検体採取も未実施。八重山保健所は▽コロナ流行地域に渡航歴有り▽流行地域への渡航者と接触した▽感染者と接触していることが明らかに断定されている|のいずれかに該当する人が島で発症し、診療所医師の疑似症診断があれば島から移送する方針。7月10日時点で疑似症例はないが、石垣市で確認された5例目のように、発症前の人や無症状者が無意識のうちにウイルスを持ち込み島を離れ、島内で集団感染が発生するケースも予想される。

 町内では最終宿泊日から3日以内(チェックアウト日を含む)に体調に異変があった人は、竹富町へ状態を自己申告してもらっており、今回のシステム導入で感染経路の特定や感染防止策を強化させる。

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