移動自粛解除 観光地の活気徐々に
- 2020年06月22日
- 社会・経済
土産店などに観光客ら
都道府県をまたぐ移動自粛が解除され、航空各社が石垣島と関東、関西を結ぶ路線を通常運航に戻した19日以降、川平湾の駐車場にはレンタカーが並び、県外からの観光客が土産店を訪れるなど、市内の観光地にも活気が戻りつつある。
ユーグレナモールでお土産を販売する「おみやげ市場島のおみやげ館」の上原幸子店長(65)は、「通常の30%くらいのお客が入り始めている。6月に入ったころの10%台と比べたら、実感的には、回復は早いと思う」と話し、「沖縄本島からキャンペーンを利用してくるお客さんも増えた。石垣島のことを知ってもらう機会になってよかった」と前向きな姿勢。
都内から息子の結婚式に参加するため来島した馬場本正也さん(61)は、「昨年から予定していたけれど、コロナのことがあったから本当に行けるのか、最後まで分からなかった。19日に都道府県をまたぐ移動の解除が発表され、来島を決めた」と話した。
観光地で働く人の中には、「マスクをしていない観光客が多い。石垣島の暑さに慣れていない人も多いと思うけど、バッグに入っているなら着けてほしい」と第2波のまん延を警戒する声も。
川平公園茶屋の岸本亮代表は、「活気は戻ってきたが、まだまだ、例年の半分くらい。いつもならてんてこまいの店内も、今日は客がまばら」と語った。
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